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帰国生入試で法政大学第二中に合格!(関東学院にもダブル合格)

5年生の秋頃から中学受験を考えるようになり、滞在国では塾に通うのが難しい状況でしたので、日本から取り寄せた教材を使い、家で勉強しました。

6年生の春になり塾の通信授業(動画)を始めたのですが一方的な授業の進行に子供は集中できず、楽しくない…と全く身が入らずにいました。

案の定、模試の結果も悪く、受験を諦めなければならないのかと思うほどの成績でした。
本人の希望もあり通信授業を止めました。

その後、どう勉強していくか色々考え、子供には通信授業ではなくオンタイムで先生と交流のある授業、そして受験勉強のスタートが遅く、塾に通っている子より進度が遅れていたので団体のネット授業ではなく、ネットで個人授業を受けて頑張ろう!ということになりました。

子供は国語が苦手で、長文を読むのに時間がかかり模試では長文1題で時間切れになっていました。
正解率も良くありませんでした。私が教えようとしたのですが国語を教えるのは難しく、少し反抗期が始まっている子供も素直には聞いてくれませんでした。
ですが授業が終わるたびに「分かりやすかった」と言っていました。

先生には5月から指導していただきました。国語の成績は直ぐに上がるものではないとは聞いましたが
本当にその通りで…焦りましたが、北島先生が粘り強くご指導してくださり秋頃から少しづつ点数が取れるようになってきました。

子供にとって国語は”長文を読んで解いていくだけ”と思っていたようですが先生と学んで、国語にも算数と同じように解き方やコツがあることを学んだようです。

正直、オンライン家庭教師を始める前までは”大丈夫だろうか、子供が授業に集中しないのでは?”など心配でしたが、カメラで子供の手元が先生に見え、そして何よりも先生がオンライン授業に慣れていらっしゃり進め方が上手く、考えてた以上にスムーズに授業が進んでいたように思います。

今ではオンライン家庭教師に対しての考え方が変わりました。塾に通う時間をセーブできることもメリットだと思います。

本当に国語が嫌いで夏が過ぎてもなかなかやる気の出なかった子供に根気強く教えて下さりありがとうございます。
私とはぶつかってばかりの子供でしたが北島先生がおっしゃることは素直に聞くことができたようで、先生に出会えて本当に良かったと思います。

先生がするように子供にアドバイスしてくださった”文中に出てきたわからない言葉の意味調べ”ですが、最初はめんどくさがってしなかった子供が、最後の方には私が言わずとも自ら調べ、ノートを作っていたのには驚きました。第一志望校に合格できたのも先生のご指導のおかげです。

本当にありがとうございました。

講師より
過去合格者ですが、中学受験の親子関係や国語の伸び方について、私の指導の様子についても、イメージしやすい内容を書いて下さり、私の一生の宝物としてとっておきたい体験談です。

2023年度合格の生徒さんのお母さまが書いてくださいました。
お母様からも、よく国語は大丈夫だろうかと心配するご相談を受けていました。授業での理解度を見ると順調に進んでいたので、特に焦ってはおらず、淡々と授業を進めていくのみでしたが、一度だけ「これは良くない」と思い、受験直前(たぶん2か月前くらいだったという記憶です。)お母様にお願いして1回授業をつぶして生徒面談をさせていただきました。

これは、周りに中学受験する友達があまりいなかったり、中学受験に対して自分の意思よりも保護者の意思が強い場合に起こりやすいのですが、その生徒さんも受験直前になってもなかなかやる気が起きず、「もっと勉強しなさい!」というお母様とも喧嘩ばかりでした。その生徒さんには珍しく、宿題もやってこない日が目立ってきたので、授業の代わりに1:1でじっくり話をさせてもらいました。(面談することはご本人には内緒だったので、急に何の話か?と驚いたとは思います。)

その中で、やる気がないように見えるという状態を客観的にお伝えした上で、「そもそもなぜ中学受験をしようと思っているのか?」「今一番したいことは何?」「中学に上がったらしたいことは何?」「中学受験って実はしなくてもいいんだよね?」「仮に、今受験をしないとしたら、高校受験することになる」「中学に入ったら、学校の勉強で成績を取らないといけないとは同じことだ」「自分のしたいことをやるためには、効率よく勉強しないといけない」「どうせ中学受験するなら、自分のやりたいことに思いっきり時間をさけるような自分なりの勉強方法を見つけるとよい」…

こんな、これからの人生含めたお話を、本音でじっくり生徒さんとお話しすると、その場では反応は少ないのですが、次から明らかに受験勉強に前向きになったのが、宿題のやり方や授業での質問の仕方で感じ取れました。

男子は女子に比べて反抗期が遅く来る、とは言いますが、中学受験生や海外在住の生徒さんは、周りの厳しい環境にも影響を受けて、早めに反抗期が来ることも珍しくはありません。そんな時、とくに親子関係は難しい時期にはなります(それも正常な成長の証!)ので、外部の人間との関係性が非常に重要になってきます。大切なのは、彼らを「大人」として扱うことだと考えています。該当の生徒さんが、私との話がきっかけで「大人」としてステップアップできたのであれば、それは合格よりも嬉しいことです。

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