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インディーズのアーティストが、自分で自分を宣伝しないといけない決定的な理由

「分かる人だけに分かればいい」
「良い作品を作れば自然と広まる」
「自分事の告知(宣伝)はダサい」

……アーティストであれば、一度はそう考えた場面あるのではないかと。僕もそうです。自分の作品を、自らプロモーションすることに、何とも言えない抵抗感があった。嫌儲主義ならぬ嫌宣伝主義。

しかしバンドを続けること11年、2022年になってようやく気づきました。嫌宣伝主義には、大きな盲点がある。それに気づいてからは、セルフプロモーションへの抵抗感が一切消えた。むしろ今や、「やらないとマズい」くらいの感覚になっている。


「"インディーズは、自分で自分を宣伝しないと知ってもらえない"って話でしょ?」

と言われたら、たしかにそうです。

ただそれだと、マイナスイメージ生まれにくいですよね? 「宣伝したらプラスになるけど、宣伝しなくてもまぁいっか」になりがち。宣伝しない状態が、"0"にある。

一方、現在の僕は「宣伝しないとマイナスになる」感覚を持っています。宣伝して初めて、プラスマイナス"0"のスタートラインに立てるイメージ。


こう考えるようになった決定的な理由は、

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