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Revised Standards Tour【機材編】

全7公演分の、セッティング画像を掲載。リハーサル時に撮影しました。

こんな「ベーシスト」に向けて書いています。
☑ツアーで使っていた機材・セッティングを知りたい


※とにかく写真は残さねば"という使命感の元、急ぎで撮ったものが多いです。ケーブルのごちゃつきなど、所々お見苦しいところがあります。"到着してすぐリハ"という日もありましたので、ご理解いただければ幸いです。

初日:6/2(日)岡山IMAGE

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今回のツアーでは、SansampのDRIVEとBLENDを、いつもより少し上げめに設定。

理由:JIM DUNLOPのピックから、Ibanez/Elastomerピックに移行したため。JIM DUNLOPに比べると、Elastomerは柔らかく少しエッジ感が落ちる分、それを補う形で調整しました。

なおラインの音は全て事前に作り込んでいるので、リハで調整するのはアンプのマスターボリュームのみです。

常設DIがKLARK TEKNIKのDN-100で、ちょっとテンション上がる。新潟のRiverstも確か常設がKLARKでした。


2日目:6/3(月)高松TOONICE

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アンプのマスターを昨日より少し下げる。

理由:
天井も低くキャパも狭い=中音を上げすぎると外音での追い込みが難しくなるため。

なお、岡山公演終了時にPAの方から「アンプ側はもう少し歪ませても良いのでは」というアドバイスをいただいたため、SansampのDRIVEとLEVEL周りを微調整。

以下2つの理由から、アンプ側は臨機応変にセッティング変更可。
①つまみ0.1~1程度の範囲であれば、音の変化は頭に入っている
②アンプ側の出音は、モニター音からも多少判断ができる


3日目:6/4(火)福岡graf

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あまり遭遇しないタイプのAmpegヘッドで、試したい欲にかられつつ、平常運転でセッティング。この日もマスターは抑えめ。

ワイヤレスケーブルが転がったままになっていることから察するに、少しドタバタ気味に転換していたかも。見づらくてすいません、、。

初めての箱でしたが、【どこでも自分の音が出せるシステム】にしているので、不安は全く無し。


4日目:6/6(木)心斎橋CLAPPER

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会場に比べるとアンプのローが少しだけ下がっています。

理由:中音のロー感を減らすため。
低域はDI側で送っているので、ここは場面に応じて調整します。

ケーブルのせいでRhinotesのセッティングが見えなくなっていますが、今ツアー中Rhinotesは毎晩同じセッティングでした。


5日目:6/7(金)名古屋Party'z

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この日はフロアライブな環境だったため、気持ちアンプボリュームを下げる。念のためリハ中に、中音が大きくないかPAに確認。「問題ない」とのことだったので、これで本番もプレイ。

PAに何かを確認する作業というのは、尋ねた自分だけでなく、隣でそれを耳にするバンドメンバーに対しても影響があります。

直接言っても中音下げてくれないメンバーがいたら、PA伝いに遠回しに指摘してみるのも手かもしれませんね。


6日目:6/8(土)松本Alecx

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この日はザ・平常運転。事前に音を決めてきているので、毎日悩む必要はありません。前もって設定した通りにセッティングして、アンプのマスターだけ調整して終了。

ちなみにアンプの上から黒ガムテープが貼ってあるのは、振動でアンプが落ちるのを防ぐため。キャビに貼り付けています。


ツアーファイナル:6/9(日)渋谷GARRET

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※各電源を落とした後に写真撮りました。

「ファイナルだから」といって音の冒険をすることはなく、変更はありません。毎晩ほぼ同じセッティングでプレイすることで、ライブ」自体へエネルギーを配分できるようになります。

音作りに悩まされて、肝心の"パフォーマンス"や"演奏へのエネルギー量"が低下したらもったいないですよね。

ツアーファイナルは90分セットで、「この日から」音作りを始めても遅いわけです。自分の場合は、こうしてセッティングを見返した時に【ツアーファイナルの音作り=ツアー初日の時点で既に完成】していたことが明らかです。


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以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!


なぜ、ここまで"音作りに迷いがない"のか?
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▼ツアー福岡編のライブ映像


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