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ファンに向けて活動するな

YouTubeメンバーシップを始めた直後のセリフとは思えませんが、ファンに向けて活動してはいけません

ここでいう「ファン向けの活動」とは、noteやFANBOXで有料エリアを設けること"以外"もふくみます。

例えば、内輪ネタを前面に出したグッズ販売や、対バンイベントでの唐突なレア曲披露など。どちらも、既存ファン向けの施策。

とはいえ、その"方法"がダメとは言ってません。僕自身、有料noteを出しています。YouTubeやインスタでメンバーシップも始めました。


では何が問題か。ファン向けの活動割合が増えれば増えるほど、新規リスナー向けの活動が減りますよね。使える時間は限られているので。

例えば今日は2時間バンド活動に使えるとして、丸々2時間、「新譜EPを買ってくれた人へのブログ執筆」に費やしてしまったら。まだその音源の存在を知らない、新規リスナー層への開拓は進みません。

つまり、「"ファンのため"に〇〇してXXして……」と熱心に活動すればするほど、新規層へ使える時間が減る。新しいリスナーが増えず、自らの首を絞めていく。


もちろんビートルズ並みに人気があれば、ファン向けの活動だけで、充分成立するでしょう。

ただ、「まだファンが5人しかいません」的状況で、せっせとファン向けに頑張っても、基本的には何も成立しないかなと。

かといって、新規層に100%全振りするのも、違いますよね。焼き畑農業みたいな活動、すぐ行き詰まる。

「じゃあ結局どうすればいいの😥」となりますが、安心してください。ファン向けの活動を、新規向けにも成立させる、魔法があります🪄。

どうするかというと、ファン向けの活動を、「ファン〇〇〇〇へ〇〇」します。

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