音痴。

私は音痴。ホンモノの。

結婚して妻に指摘された。

「音ハズしてるよ」と。

今まで誰も指摘してくれなかったが、かなりやばいレベルらしい。カラオケでは上手に歌えていると思っていた。

気分良く歌っている自分を思い出す。恥ずかしい。


ある日、本屋で、歌がうまくなる的な書籍を探した。

パラパラ目次を眺めていると、

『音をハズしてることを自覚しているあなたは音痴ではありません』

と書いてある。歌う技術がないだけで練習すればかならず上手くなるとのこと。歌う技術がないことに関してはなんとかなる。が、音をきけない根本的な音痴はどうにもならないのか。


なるほど。


『音をハズしてることを自覚していない私』

はホンモノの音痴で手の施しようがない。ということか。


歌うことは好きなだけに、悲しすぎる現実。


それ以来、歌うのは小声で口ずさむていどに…。

誰もいないところで…。


しかし、これからの人生を音痴として生きていくのは嫌です。


映画『天使にラブソングを』の発声練習シーンを観ながら「ラララララララララ〜🎼」とかやってみたりしています。

効果のほどはわかりません。

「なんか歌ちょっとうまくなった?」の一言があったらどんなに嬉しいかと想像しています。

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