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朝の紫の顔

幼い頃、朝顔日記を付けた人は少なくないでしょう。栽培が簡単で日々の成長も早く、子供でも毎日楽しめる植物だからでしょう。朝顔はまさに朝が開花の時。午後は萎んでしまうので、瑞々しい姿を見るのに早起きをしたものです。
 日本に朝顔が入ってきたのは遣唐使が薬として種を持ち帰ったのが始まり。爽やかな群青色が代表的な色ですが、赤紫や薄藍など色も豊富です。ただし、万葉集に出てくる朝顔は、今の朝顔ではなく、むくげやききょうの事だとか。 かつて秋の七草に数えられていた朝顔も、ききょうを指しているようです。(金井)

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