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シトラスリボンプロジェクト、知っていますか?

プロジェクトを知ったきっかけ

郵便局の窓口にご自由にどうぞ、と書いて置いてあったので手に取った。変わったリボンの形をしたキーホルダーだった。添えられたカードには、「シトラスリボンプロジェクト」と題し「コロナ感染症が広まる社会の下で生まれた差別や偏見をなくそう!」といった活動説明と〇〇高校〇〇部の文字が。

キーホルダーのリボンは一般的にイメージするリボンの形とは少し違っていた。大抵はリボンというと輪が2つに結ばれた「ちょうちょ結び」をイメージするが、シトラスリボンプロジェクトのリボンは輪が3つ。3つの輪はそれぞれ「地域」「家庭」「職場(学校)」を意味しているのだそうだ。

シトラスリボンプロジェクトの存在を知らず、気になったので調べてみると、松山大学の准教授、愛媛大学の教授、企業経営者の方々の6名で団体を作り、2020年4月にこの活動を始めたそうだ。団体名の「ちょびっと19+」は一人ひとりができることを「ちょびっと」ずつ始めようという気持ちから名付けたそう。シトラスは、愛媛県が日本有数の生産地である柑橘類にちなんだようだ。

同じく気になった方は下記よりアクセスどうぞ。

シトラスリボンプロジェクト: https://citrus-ribbon.com/

問題解決しようと、動く人がいる

そういえば、2020年には感染者への差別とそれに対するエールがよくニュースに取り沙汰されていた。感染者が出たというと、どこの誰だと詮索しがち。

自分が感染者ならそっとしておいてほしいし、医療機関で働いていたとしたら、仕事のせいで家族に後ろめたい気持ちを持ちたく無いし、家族にだってそんな思いをさせたくはない。でも、この問題の解決は個人規模だと難しいんじゃないかと思った。だからこそ団体として、地域をあげての行動が必要なんだなとまめめは納得した。

COVIT19の拡大で日常生活が変わる中、関連ニュースを聞いて心を動かせるだけでなく、「一人ひとりができることを」と思い自ら行動している方々の姿を見つける。その度に体の内側から何かじんわりとパワーが湧いてくるような感覚になる。

シトラスリボンプロジェクトを推進する方々。活動に賛同して行動した高校生達。バトンを受け取ったまめめに出来ることとしてこの記事に書いたあと、家族、友人、知人に話す事にした。

プロジェクトが教えてくれた事

プロジェクトの公式サイトでは賛同した方々の活動事例の一部が紹介されていた。もし、今後まめめ自身が何らかの問題にぶつかったら、こんな風に人々の理解を得て、意識を変え、行動する方法があるのだと知り、勉強になった。

自分の頭の中だけで思うだけでは何も変えられないが、自分以外の誰かに考えを伝え、それをより多くの人に共感してもらい行動してもらえた時、世の中を少しずつ変えることができる。

自分以外の誰かに考えを伝える事、その誰かとの出会いが、このnoteや他のSNSのおかげで繋がりやすい環境にある。あとは本当に自分がやろうと思うかどうか。踏み出せるかどうか。私が実現したらいいと思える社会ってどんな社会だろう。大きな事でなくて良い。自分の周りを少しだけ笑顔にできる活動を、やってみたいと考え始めた。







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