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産後入院生活4日目(退院当日)

第三子出産入院中のスケジュール(まめめの産院の場合)とまめめの所感。

オギャーから「後の入院生活」はこんな感じという内容。後半は夫との子育てについてを書きました。

産後入院生活4日目(退院)

退院当日(月曜日)。10時までに退院。済ませる事は会計と退院前診察(母子とも)、任意の産院アンケートだけ。7時前に起きて4日ぶりにパジャマ以外の服を着た。最後の病院の食事と思い、朝食を噛み締める(誰かに作ってもらったご飯はおいしい!)。食後間もなく、助産師さんが来て退院時に返却する物の等の連絡を受ける。そして赤ちゃんは一足先に診察へ。赤ちゃんを預かってもらった後、しばらくして「診察のため、待合室へきてください」との連絡を受けた。前日に、助産師さんから「明日は一般外来の方々と同じ時間に診察室で診察なので、入院着のパジャマ姿だと周りから浮くよー」とひと言言われ、着替えておいた。確かにこの場でパジャマ姿だったら気後れする。産後の経過が良かったので、特に何事もなく診察が終わって自室に戻り、新生児室に赤ちゃんを迎えに行く。自室で赤ちゃんのお世話をしつつ夫を待っていると、事務の方から確定した会計金額の連絡を受けた。9時半頃、迎えに来た夫から予め伝えて依頼しておいた会計用のお金を受け取り、夫に赤ちゃんを預けて会計へ。領収書や明細書を受け取りながら色々と説明を受ける。※後日、まめめは追加でお支払いをすることになる。産休手当用の書類に産院からの記入が必要だったのをすっかり忘れていた為。

診察・会計・アンケートへの記入を済ませて退室するのみ。本当は超絶お世話になった助産師の方に御礼の菓子折を用意しておくはずだったが、段取り悪く手配できず、泣く泣く断念。

時間に余裕はないなか、赤ちゃんに準備しておいたセレモニードレスを着せて、ぱぱっと写真撮影。赤ちゃんはちょうどお腹すいていたので機嫌が悪い。前撮りしとくべきだったか。退院の時間だったので荷物を持ち、返却物を持ちナースステーションへ。出産後すぐに付けた母子確認用のゴム製タグを外してもらう。空腹で泣きながら赤ちゃんと退院することになるかと思いきや、「ミルク作るから、赤ちゃんを落ち着かせてあげてから帰っても大丈夫だよ。ミルクの量はどのくらいにする?」と助産師さん。この温かいお言葉に甘えて、自室に舞い戻り、赤ちゃんにミルクをあげてから退院することに。本当に、最後までお世話になりました。

夫との育児

私はどちらかと言うと、古くさい考え方をするタイプの人間で、自分の生まれ育った慣習に特に疑問を抱かずに生きてきた。悪く言えば考えなし、良く言えば素直な考え方。育児でも「育児とはこういうもの」という固定概念が先行し、「こうしたい」「こうできないか?」と試行錯誤する方ではない。

そんな私に比べ、夫はまぁまぁ新しい考え方や潮流を取り入れることのできる人ではないかと、子育てを通じて感じるようになった。

結婚して2人で生活している頃、大人だけの暮らし。お互いの趣味なりにもある程度時間が割けた。私は仕事と休日を繰り返すだけの日々だった。休日と言っても互いに休みは合わない。顔を合わせるのは朝と夜の時間帯が主。休みの日はそれぞれの予定をこなす感じだった。

第一子を授かり、出産。生活は一変。なんだか仕事だけでなく生活全体が忙しくなった。

私は急に「私」時間が無くなった。

自分のために時間を割くという考えがそもそも無く、「子供のために時間をかけるのがアタリマエだ」という、根拠のない考え方に囚われた。仕事は働き方に制約ができたり育休取得ではトーンダウン。私生活では趣味だったゲーム、読書、雑貨屋巡り、山歩きなんかもご無沙汰。時々、いつまでこれが続くのかと思うこともあった。夫の職場は人手不足だったこともあり、第一子出産時、夫には育児休業を取る選択肢は無かった。

ところが第二子妊娠中、夫が転職。これを機に生活がまた激変した。

以前は夫は土日も仕事。家族で休みが合うことはなく、夫の休みに合わせて私が平日に休みを取るのが普通だった。今はというと、残業が少なく平日も以前に比べると早く帰ってきてくれる。土日も休みになり、家族で過ごす時間はかなり増えた。

2人目育休から仕事に復帰した頃、夫が時々ある提案をし始めた。「自分時間の確保」だ。休みの日の午前中あるいは午後の2、3時間、ひとりでいる時間をお互いに作る。夫か私のどちらかが子供達を見る。

それまで私は子供と離れて一人で出かけるのは、病気で病院へ行く時くらいだったので、初めてコレを実行した時の解放感はすごかった。自分の為の自由時間!こんなにリフレッシュできるなんて!その時は、そこに感動した。

ところが今、振り返ってみると、違う感動があった。それを可能にしてくれたのは夫の働きかけがあってこそだということに気づいたから。偶然だが転職を機に仕事が土日休みになったこと、ひとりで子供達の面倒が見られる育児スキルがあること、お互いの自分時間を提案できる考えの持ち主だったこと。

夫との育児。正直、楽しい。そしてこれからも夫から学ぶところが多くあると感じている。

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