行き先はクジで決定!行き当たりばったり北海道旅
私は、ちょっと福岡行ってきましたという番組が好きだ。
ゲストが日帰りで福岡に来て、行き先をクジで決め、特産品、ご当地グルメ、感動体験、この街一番の〇〇を探すとゆう4つのミッションをそれぞれの場所でクリアし、帰りの飛行機までに空港に帰ってくるとゆうものだ。
それを北海道でやってみることにした。
8泊9日。飛行機とレンタカーのみ予約して北海道へ。
ちょっと北海道行ってきました。
1日目。
近くの道の駅でカレーを食べながら作戦会議。
ちょっと福岡行ってきましたでは、行った先で次の行き先のクジを引くが、北海道なので毎回クジを引いていたら移動で旅行が終わってしまう。
とりあえず一気に6枚引いてどうするか考える事にした。
場所のチョイスはいつかの夏に道東は攻めたので、それ以外を適当に。
稚内、礼文、利尻と北を多めに入れたのは先日テレビでやってたダーツの旅で礼文島を見た影響。
見事礼文を引き、その他は苫小牧、室蘭、洞爺湖、札幌、小樽のラインナップ。
それとは別でトマムの雲海と函館の知り合いのところは行きたかったので、それも含めて経路を考えた。
とりあえず北を目指すことにしたが、さすがに1日じゃ礼文島には着かないので旭川に一泊。
せっかくなのでこれまたテレビでたまたま見た旭川名物塩ホルモンを食べてホテルへ。
テキトーに選んだけど中々いい宿で、まず作りが完全にラブホなのにロビーには滑り台やボールプール、アンパンマンの乗り物や漫画がぎっしり。
そして種類豊富なシャンプーバー。
ラブホ感を消すためにファミリーウケを狙ってるのか何なのか。
そして部屋には揺れる椅子やアジアンテイストな置物がずらりと並ぶ。
何もかもが謎過ぎておもしろかった。
2日目
旭川から稚内へ向かい、わっかりうむとゆうちっちゃな水族館へ。
あざらしにエサをあげたり、それをカモメに取られそうになったり、カモメが嫌いになったり…。
併設してた科学館が意外とおもしろく、時間が足りなくなったが、フェリーの時間にあわせて泣く泣く撤退。
いざ礼文島へ。
爆睡してたら到着。
宿を予約したのは前日だが、しっかり迎えも来ていただき、一緒になった夫婦には同郷だからと気に入られ、2012年の年季が入ったマップをもらった。
軽くお散歩して夜ご飯。
1泊2食付きがそこしか空いてなくて選んだ宿だが、ご飯もおいしくサイコーの宿だった。
3日目
礼文島のバスツアーで島をぐるっと観光。
天気も良く海も綺麗で島を満喫。
昼に食べたホッケがおいしすぎた。
これはご当地グルメのミッションクリアとゆうことにしよう。
稚内に戻り、最北端の地で記念撮影
さらに最北端のガソリンスタンドで給油し、最北端のお土産屋さんに行ったら閉店時間ギリギリで閉まっていたが、ノックしたら開けてくれた。
ベタなお土産を買って居酒屋へ。
店主のおじいさんのクセが強すぎて、
まず注文は紙に書けと言われたがネットで調べた名物のタコしゃぶがメニューに見当たらなかったので聞いてみると、書けって言っただろみたいな感じに言われ、
顔も怖いし声聞き取りにくいしちょっと怯えながらテキトーに紙に書いて注文。
すると、八角とゆうよく分からない魚を頼んだのだが、店主がこれ何か分かってるのか?と聞いてきた。
なんか怒られてる感じがして、おそるおそる分かりませんと言うと、裏から調理前の八角を持って出てきた。
「この魚だよ。」
…親切かよ。
そのままそれを注文してみたがめちゃくちゃ美味しかったので追加で八角の刺身も頼んだ。
帰り際には謎の手土産にお菓子を渡されて、最初はちょっと怖かったが、とてもいいお店だった。
そしてその日は再び旭川へ。
着いたのは夜中で寝るだけの安いビジホに宿泊。
4日目
この日はトマムタワーに泊まる事にしたので、富良野のラベンダー畑や青い池に寄って早目にホテルへ。
ホテル内をお散歩してバイキングでたらふく食べて雲海に備えて早めに就寝。
5日目
天気にも恵まればっちり雲海が見ることができ、早起きのかいがあった。
私は雨女だが、隣に晴れ男と、お腹の中に晴れベイビーがいるようだ。
この日はクジ旅再開。
苫小牧に行く事に。
ノーザンホースパークとゆう所に行ってみた。
そこでハッピーポニーショーを見る事に。
ポニーが体を細かく振るわせて背中に乗せた鈴を鳴らすとゆう地味すぎる芸がなんとも言えない。
この街一番の一発芸とゆうことでミッションクリア。
この日の宿泊はクジでは引いてないが登別へ。
次の目的地室蘭までの道中だし、なんか楽しそうだったので。
下調べ無しで何も知らずテキトーに散歩したので、逆に景色にとても感動した。
足湯など満喫して宿へ。
宿ではビンゴ大会をやっていたので参加したが、まさかの8リーチ。
最終的にはビンゴになっておもちゃをもらった。
6日目
登別を気に入ったので朝からまた少し観光してクジで引いた室蘭へ。
海がこんなに綺麗だとは知らなかった。
沖縄に2年住んでいて綺麗な海は見慣れていたが、また違った綺麗さだった。
これはもう感動体験とゆうことでミッションクリア。
この日の宿泊地はクジで引いた洞爺湖。
とりあえず船で洞爺湖遊覧してお散歩。
なんとこの洞爺湖、夏は毎日20分花火が上がるらしい。
意味がわからない。
どっから金が出てるのだろうか。
船から花火を観れるプランもあったが、部屋から観れる宿を予約したのでゆっくり部屋で花火鑑賞。
ノープランにしてはかなり順調に旅は進む。
7日目
洞爺湖も朝から散歩。
最後のミッション、特産品を探さなければ。
途中で食べたジェラートが洞爺湖のとうもろこしやシソを使っていたので、特産品とゆうことでミッションクリア。
全てのミッションをクリアし、札幌と小樽もクジで引いていたが、行ったことあるしメジャー過ぎるし時間ないし今回はパス。
最後に知り合いのいる函館へ。
ついでに北海道最南端へ向かってみた。
最北端も行ったしせっかくなので。
写真を撮っただけだが、行った事に意味があるのだ。
そしてようやくたどり着いた函館。
知り合いとゆうのは昔のバイト先の店長で、今はトンカツ屋をやっている。
そこでトンカツをご馳走になり、店が終わった後は飲みに連れて行ってもらった。
ノープランだったので函館に行くか定かではなく、かなり直前に連絡したが受け入れてくれた店長。
ちなみに8年前、これまたノープランでヒッチハイクした時も突然会ってくれた。
大阪から函館まで往復6日間でヒッチハイクした時の話はまたいつか。
8年前と同じ店で飲んで同じ店で写真を撮った。
また8年後来ます。
この界隈は彼の知り合いばかりで、すれ違う人ほとんど知り合い。
翌日最終日の函館観光プランを色んな人に聞いてまわりながら帰路に着いた。
この日は寝るだけの安いビジホに宿泊。
8日目
朝から店長がカツサンドを作ってくれた。
それを食べて教えてもらった観光地巡り。
函館八幡宮や摩周丸、千の風になって誕生の地などなど。
ちなみに私が学生の頃、仲間内で千の風になっては定番の締めソングだった。
青春の思い出ソング。
函館を堪能して千歳へ。
北海道最後の夜は片面15秒焼くだけで食べれるジンギスカン。
くさみもなく最高に美味しかった。
最終日はコスパ重視でラブホに宿泊。
9日目
空港でラーメンを食べてちょっと北海道行ってきましたの旅は幕を閉じた。
飛行機とレンタカーのみ予約のノープラン旅行だったが、かなり満喫できた。
これが一応私の新婚旅行である。
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