未熟な誠実

辛かった14歳を助けてくれたのはあなたでした。
現実がうじゃうじゃ湧いてて枕から手を離せなくなった時
あなたは優しい言葉でも勇気の言葉でも同情の言葉でもなく隣にいてくれました。
リアルが怖くてたまらなかった時には逃避させてくれて悪でもいいと教えてくれました。
頑張りたい時には勇気をくれて嫌になった時は肯定してくれました。
辛くなったら休んでもいいもいいと言ってくれました。
世界の左を歩いていた時に一歩前を歩いて手を引っ張ってくれました。
見たこともあったこともこっちの声を聞いたこともないでしょう。
それでもどこかつながっている気がしてずっと寂しかった自分を少しだけあったかい気持ちにさせてくれました。

ありがとうございました
また何処かで

だれでもないじぶんへ

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