見出し画像

頭のいい人は「答え方」で得をする

先日、妻がサモサをつくってくれて、食べた感想を聞いてきました。
妻「サモサの感想教えてね」
私「おいしかった」

自分で言うのもなんだけど、なんという幼稚な回答だろうか(;'∀')
もっとスマートで妻も大満足の回答はなかったのだろうかと悩んでしまいました。

そんなときに眼に入ったのがこの記事です。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

筆者は『頭のいい人は「答え方」で得をする』(だいわ文庫)の著者の樋口裕一さん

質問に対して、小学生のような答えしかできない人がいる。

がーん。
せっかく作ってくれたのに、せっかく感想を聞いてくれたのに、気のきいた言葉をかえせず後悔。

記事によると、まず答えるべきは「主観」ではなく「話の方向性」とのこと。ビジネスの現場で必要なのは「君の感想ではなく」客観的視点でひところで表現するのが大事といいます。

たとえば、「盛り上がりました」を「盛況でした」と言い換えてみる。「盛り上がりました」は主観的だが、「盛況でした」は視点が客観的であり、巨視的といえよう。答え方をこうしたフレーズではじめてみるだけで、幼稚な印象が消え、知的に見える。

私の場合は、感想を聞かれているので、客観的事実をいうか「おいしかった」だけでなく、どうおいしかったかを伝えるべきでした。
×「おいしかった」
〇「食べ応えがあって、おいしかった」

「答えの最初のひと言」は、新聞記事の大見出し

大見出しの後に要約

新聞でいう大見出しのひとことのあとに、リード文のような数行の要約が次にくるといい。確かに、通常の受け答えのなかでここまで考えることはなかったかもしれない。

「答えの最初のひと言」
=「話の方向性を示す」+「ポイントを絞ってコンパクトにまとめる」


相手に話の枠をまず見せてあげるのが、頭のいい答え方の基本といえよう。
質問 「A社のパーティはどうだった?」
答え×「盛り上がりました⁉」
答え○「盛況でした。著名なゲストのトークコーナーもあり、例のM&Aの裏話も聞けました」

この例の答えは約5秒。報告の際の目安と覚えておくとよい。

なるほど、なるほど。

温めて食べてねということも言っていたので、その思いに対する応えも入れればよかったな~。
×「おいしかった」
〇「温めると、よりおいしいね。じゃがいもの中の豆がしっかりしてたよ!」

意表をつくひとことでキャッチ!

上級編は意表を突く「答えの最初のひと言」がきくとのこと。

質問 「出張はどうだった?」
答え×「北海道は寒かったです」
答え○「目を疑いましたよ! 地元新聞の広告が効いて、売れ筋商品の在庫がなんとギリギリでした!」

意表をつくのは、意表をつきすぎてわからないくらい得意です(^^♪

「おいしかった?」
「目を疑いましたよ! 南インドの景色が見えて、まるでインドに来たような錯覚を覚えるほどだった!」

いやいや、これは大げさだけど、ちょっと面白い(#^^#)
あとでちょっと笑いと話題になるかも。

会話にしても、文章にしても、もっと丁寧に考えてスマートにやりたいと思います。ウイットにとんだ会話を楽しむことで、日々の生活がより豊かになればと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?