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旧東海道ウォーク㉞ 二川宿→吉田宿

2023年4月9日(日)。
愛知県東部の中心都市、豊橋の吉田宿に向かいます。

1.火打坂
2.春の花々
3.国道1号線
4.<第三十四番>吉田宿

1.火打坂

二川駅前広場を通過し、西へ向かう
渥美半島の伊良湖岬への分岐を示す石碑
火打坂交差点で、県道3号線を横断
火打坂を上る

南側にある岩屋山が、火打石を算出したことから名が付けられたという。

大型園芸専門店の駐車場前を通り過ぎる

かつての旧東海道のルートは、この店の駐車場の敷地内をショートカットするようですが、公共のスペースではないので、少し迂回します。

次の交差点を、左折
園芸専門店の裏出口の前 旧道ルートに復帰
左奥、駐車車両の向こう側から来るのが、旧道ルートにあたる

よく見ると、「東海道」の標識の左側が矢印型になってません。
つまり、左側(二川宿側)の道路は東海道ではありません、ということを表しているのだと思います。(普通は左右ともに矢印型)


2.春の花々

岩屋山の北側を、豊橋市の中心部へ向けて、ほぼ一直線に続いています。かつては田園地帯と思われますが、新しい住宅街も広がっているようです。
家の庭先や歩道の脇などに、花が整備されており、ひとつひとつは小さくても、住民の方々が大切に育てているのが伝わり、素敵な気分になります。

園芸専門店の向かいの桜
住宅街の中を進む
歩道の花壇が美しい
かつての松並木を示す標柱も花に囲まれている
広い通りに合流
すぐ南を国道が通り、この道の車の量は少ない
「手筒花火」の消火栓

豊橋が発祥とされる手筒花火。
消火栓の蓋に花火?、逆ではないか?、と最初は違和感ありでしたが、よく考えると「花火には消火は必ずセット」だし、何となく納得するようになりました。


3.国道1号線

国道1号線と合流
飯村の一里塚跡 江戸から七十三里目

ここから吉田宿の手前まで、国道1号線を辿ります。
豊橋市街に近づくにつれ、建物が増え、道幅も広がってきました。

お城風の住宅
寿泉寺 立派な山門と三重塔

このあたりの住所は、瓦町。
淡路、石州と並ぶ「三大瓦」のひとつとして知られる、三州瓦の産地です。

ゆるやかな下り坂
豊橋は交通の重要拠点

吉田城下の江戸口番所(東惣門)があった東八町交差点で、国道1号線を離れます。

豊橋電鉄市内線 東海道で唯一残る路面電車
江戸から295.6km
次に国道1号と出会うときには何kmだろう
六差路を歩道橋で渡る 手前から左方向へ

4.<第三十四番>吉田宿

東八町歩道橋の下 東惣門のレプリカ
東惣門の説明書き

吉田城下へ容易には入れないよう、惣門の前後には複雑なルート取りがされていたようです。
この先、城内を抜ける旧東海道のルートも、右折左折の連続です。

東八町から南に進むが、すぐ一つ目を右折
この角を右折 (合っているか心配になる)
「東海道」の表示がクロスしていることを確認
そしてすぐ一つ目のこの角を、右折
突き当りを右折 ここは「東海道」標識がない
進んだ軒先に「旧東海道」のステッカー
曲尺手(かねんて)門跡で、広い通りを渡る 
植込みで見えにくいが、曲尺手門跡の石碑
反対側には「東海道」の標識あり
曲尺手門跡を越えて、次の角を左折
突き当りを右折 ここは「東海道」の標識あり
豊橋市街地に入ってきた
小ぶりだが、桜並木
問屋場跡の碑 現在はNTTのビル
再び豊橋鉄道市内線 札木停留所
吉田宿本陣跡 14:15着
現在は「うなぎ 丸よ」 ここにも石碑あり
斜め向かい 脇本陣跡 現在は駐車場
菜めし田楽「きく宗」
松葉公園手前の交差点を右折
国道23号を横断

国道23号との交差点が、吉田城の西惣門跡。城下町はここまでになります。

西惣門のレプリカ
西惣門の説明書き
2本目の角を左折
可愛らしい和洋菓子屋 入河屋
芭蕉の句碑
船町交差点を右折
豊川を渡る「豊橋(とよばし)」が見えてきた

豊川を渡る前に、川沿いに左折し、吉田湊へ立ち寄りました。
二川宿から一気に進んできたので、川岸の公園で少し休憩です。

旧豊橋(とよばし)の親柱
今の豊橋(とよばし)

豊川は大井川や天竜川のような河原はありませんが、水量が豊富です。
休憩を終え、今回の旅の最後のひと区間、御油宿まで向かいます。

二川宿→吉田宿
 距離 7.6km
 所要 2時間15分(休憩除く)


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