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旧東海道ウォーク㉒ 岡部宿→藤枝宿

2023年2月24日(金)。
天気が下り坂ですが、このまま岡部宿から藤枝宿へ向かいます。

1.横内集落
2.鬼の一里塚跡
3.須賀神社
4.<第二十二番>藤枝宿


1.横内集落

国道1号バイパスをくぐってすぐの分岐を右に入り、横内集落に入りました。

右の側道へ
横内の歴史案内
これより西は「岩村領横内」と記した札があった
宿場町ではないが、高札場ばあったようだ
横内歴史案内板
朝比奈川を渡る横内橋
横内集落
交差点を歩道橋で斜めに横断
是より東が「岩村領横内」、つまり横内集落の出口
歩道橋の上から、岡部宿方向を望む(旧道は左)
歩道橋の上から、これから向かう藤枝宿を望む(旧道は左の側道)

2.鬼島の一里塚跡

是より西は「田中領」
側道はすぐに、本道に合流。
本道はかつての国道1号。「197」という数字は、日本橋からのキロ数だろう。
再び左の側道へ
鬼島の一里塚跡 江戸から四十九里目
三叉路を左へ
八幡橋で葉梨川を渡る
葉梨川
渡ったら右へ進む
鬼島立場跡
日蓮宗 本行寺の鳥居
須賀神社

ここで雨足が強くなり、この日は一時中断。16:45。
この日の宿は藤枝のビジネスホテル。まだ3kmほど先になり、路線バスで向かいました。

ホテル近くの蕎麦屋で夕食。桜えびの天ぷらと田楽がうまかった。

3.須賀神社

一夜明けて、ホテルを出発。

路線バスで、昨日の中断地点に戻り、7:45再開。

この日は朝から晴天。須賀神社の鳥居と大クスの木。
見事なご神木
本殿に、今日の道中の安全をお祈り

このあたりは宅地開発と道路整備が進み、旧東海道の痕跡を辿るルートは少々複雑になります。

まず、須賀神社のとなり、新しい住宅の角を右折
突き当りを左折

正面の公園は、水守中央公園。その中を「旧東海道」が通っているようなので、案内図に従って通り抜けます。

公園の中に「旧東海道」の表示
案内表示
ちゃんと松並木も復元されていて、街道の雰囲気を出している
公園を抜け、道路の反対側の道へ向かう
旧東海道は左右の二つの建物の間を通っている
松の木の辺りが、旧道の場所
突き当りを右折し、道路を渡ってモスバーガーの脇へ
この道を進む
すぐに左折
東海道のいまむかし わかりやすい
新興住宅地として整備されている
松並木は当時の雰囲気を感じさせる

かつての道がそのまま残されていることは、非常にまれです。
昨日の宇津ノ谷峠の山崩れ、吉原宿の高潮、そして近代の戦災や市街地開発など。
こうした中で、少しでも往時の雰囲気を残そうとしてくれている地域の皆さんの努力は、非常にうれしいものです。


4.<第二十二番>藤枝宿

藤枝宿 東木戸跡
成田不動
島田掛川信用金庫
しずおか焼津信用金庫
藤枝市出身、長谷部誠選手
サッカーのまち ふじえだ
サッカーエース最中

サッカーの街らしい看板やポスターが目立つようになりました。「サッカー最中」と「サッカーエース最中」、二種類の看板があり、気になったので調べたら、商標としては「サッカーエース最中」だそうです。

藤枝宿は他の宿場とは異なり、街道沿いの八つの村の一部の地区から複合的に成り立つ宿場です。宿場の規模の割には東西に長く、下伝馬町・上伝馬町と二つの伝馬町に分かれています。

藤枝宿の街並み
下伝馬商店街 「馬」の字が逆になっているのはなぜだろう。
下伝馬町の常夜灯
商店のシャッターのイラストがかわいい
伊勢の白子から三河まで、家康を助けた小川孫三
その小川孫三に与えられた所領が、ここ白子町
かつては軽便鉄道が走っていた
柴田製袋
藤枝宿の曲線
下本陣跡 8:35通過
そのすぐ先に、上本陣跡
こちらは、上伝馬町商店街
上伝馬問屋場跡 今はパーキング
武家屋敷風の骨つぎ
蔵造りの薬局
藤枝宿にあった、「仕掛人 藤枝梅安」のポスター
瀬戸川にかかる勝草橋の手前に、西木戸があったとされる
勝草橋 もとは「勝ち軍(いくさ)」橋だったとか
瀬戸川 水はほとんどない
志太の一里塚跡 江戸から五十里目

ようやく江戸から五十里。次は島田宿、その先は大井川越えが楽しみです。

岡部宿→藤枝宿
 距離 7.2km
 所要 (1日目)1時間20分+(2日目)45分=計2時間05分

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