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神谷 海帆著『感情のメッセージに気づくと、人間関係はうまくいく』

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🍀以下「応募記事」です

数年前の私は人間不信にまで陥っていましたが、とあるコミュニティーで自分を受け入れてもらえたことにより、多くの人と交流ができるようになります。

人間不信の頃は、当然ながら「ネガティブな感情」ばかりでしたが、多くの人と交流し、自分の本当の感情を出せる嬉しさから、人間関係で「ネガティブな感情」がでることは減っていきました。

数年たち、そんな純粋に嬉しい感情が落ち着くと、なぜたが再び「人間関係の距離感」のつかみ方が分からなくなり「ネガティブな感情」が増えていきます。

そんな悩みを抱え始めていたここ最近『感情のメッセージに気づくと、人間関係はうまくいく』が発売されました。自分の経験と重なる部分が多く、読んでいて共感することが多かったです。

数年前まで、身内や幼なじみ、その時の会社の同僚以外の人を避けて生きる人生でした。

社会人になる前の学生時代は、太っていることが最大のコンプレックスであり、自分の容姿に自信がなく、幼なじみにさえ、本当の感情を偽り相手に合わせていくようになります。

マラソン大会では万年ビリ、何か失敗すれば太っているからだと自分を責め、こんな自分が感情を表に出せば、誰もいなくなると本気で思っていました。

社会にでてからは、接客業を中心に働くことになります。コンプレックスを克服すべくダイエットをし、少し自分に自信が持て、結婚もでき自分の感情も出せるようになっていきます。

ところが、あいかわらず距離を縮めたい人には、好かれたくて合わせてしまい、利用されている感覚に陥り不満がたまり、そして距離を縮めたい人は離れていきました。

接客業の仕事では、自分の感情を偽り、お客様の感情や話に合わせているのに、なぜかクレームになりイライラ悲しさ、不満がたまります。

当書にも書かれている「他人のせいにする心のメカニズム」に陥り、悪いのは自分ではない、こんな人間関係なら1人でいたほうが楽だという感情が強くなり、やがて身内や幼なじみ以外は敵だと思い込むようになりました。

とは言え、本心では街中で楽しそうに仲間と騒いでいる人や、コミュニティー等で仲間たちと活動している人を羨ましく感じ、嫉妬の感情も持つようになります。

そんな私でしたが、今では多くの人の前で、自分の感情を表現できるようになっています。これは偶然出会ったコミュニティーの仲間が、当書に書かれている「3つの「き」」や「3つのコツ」で、私に接し受け入れてくれたからこそ、私の感情が動いたのかもしれません。

最近は、再び「人間関係の距離感」のつかみ方を見失いそうでしたが、どうやら大丈夫なようです。

なぜなら当書の「心の距離別マトリックス」を使い、人間関係の「現在地」と「ゴール」をつかみ、「感情のメッセージ」に気づくことで、豊かな人間関係が待っていると確信できたからです。


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