マガジンのカバー画像

今なお現役!70年代FOLKグループ「天秤座」だより

15
1976年結成、70年代FOLKの香り漂うグループ「天秤座」について、グループの情報、CD情報、ライブ情報、歌詞、サンプル楽曲などをご紹介。
運営しているクリエイター

#恋愛

70年代FOLKの香り漂う「天秤座」NEW ALBUM「わすれもの 1976~」

フォークグループ「天秤座」とは  「天秤座」は、1976年春、アコースティックギター2台のオリジナルFOLKデュオとして結成。メンバーはボーカルの西牟田泰央とコーラスの増田達彦(共に大学の音楽サークルに所属)。主に横浜市内のライブハウスなどで、あくまで素人として活動。楽曲はほとんどオリジナル曲で、当時の代表曲は「旅立つ前に」「京都」「Seagull」など。    翌1977年からDRUMS、BASS、PIANOのバックメンバーが参加し、「陽炎」「6月の雨」などROCK系の

「はこべ」 歌詞

作詞・作曲 増田達彦(2003年) 天秤座CD「わすれもの 1976~」8曲目 目立たぬように 控えめに咲く あぜ道の白い小さな花 きれいだね 君に似てるって 言おうとした 言葉を僕は そっと飲み込んだ  口に出せば その美しささえ  儚く消えてしまいそうで  僕だけが知っている 本当の君。  そうだ、今度、今度いつ逢える?   傷ついた数が多いほど    きれいな物が たくさん見える 目立たぬように 控えめに咲く 君の瞳に 小さな花き

「雑草(michikusa)」

踏切が鳴るたびに 君は  立ち止まり 足元の道草を指さし 「この花はミミナグサ     あれはツメクサの花なの」 と教えてくれる 水たまり ひとっ跳び  君の振り向いた 微笑は  カタバミの花のよう つまずいて うつむいた 僕に  さりげなく 手を添えて 並んで歩く 「空が青いわね」 ・・・雲が速いよね・・・ そんな他愛ない会話が 君のやさしさ 弱いままで、僕はいいですか? 人を押しのけて 生きたくはない 強いふりして 自分をだまして  幸せ