#39 リミポの蓄電池は何処が優れているのか?

今日は2本アップするので前置きは無しで行きます。

蓄電池は以下の6つの要素が性能の良し悪しを決めます

①ハイブリッド型と単機能型

一番大きな違いは単機能型は停電時にあまり電気を貯めることができないという点です。また停電時には手動で機能を切り替える必要があります。なので停電時はずっと電気を使うのではなく必要最低限な分を少しずつ使い、停電が終わるのを待つ感じですね。

ハイブリッド型家庭用蓄電池の場合は、太陽光発電システムは蓄電池に直接充電され、出力容量に応じて電力を利用できます。例えばリミポの蓄電池であれば停電時は11.5kwタイプならば自動給電、最大出力5.9kWの発電電力を利用できます。ハイブリッドでも停電時出力(2kWくらい)は低いのが当たり前ですのでリミポの停電時の出力は異常に大きいです。また、停電時も太陽光発電システムの発電電力を蓄電池に充電できるので、何日にも及ぶ停電時も晴れてさえいれば普段の生活と変わらない暮らしが出来ます。

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②特定負荷型と全負荷型後

全負荷型は家中の全ての電気に利用できます。特定負荷方は分電盤の一部のみを停電時にバックアップします。なのでその分電盤に属するコンセント以外は電力が使えません。ただし普段は全負荷型で停電時は特定負荷型に切り替わるものもあるので良くご確認ください(リミポはどうなのか確認できていません)。

③エネルギーのロス

太陽光発電でつくった電気は「直流」、家の中の家電製品などで使える電気は「交流」です。
そのため、直流から交流へ変換するために「パワーコンディショナー」という機械が必須になってきますが、変換する際に4~8%程度のロス(無駄)が発生します。
この変換の作業が1回、もしくは変換する作業がほぼ無い状態で、太陽光発電から充電できるのが、ハイブリッド型蓄電池となります。単機能型は2~3回の変換が必要でそのつど電気をロスるため10%~15%はロスするといわれています。

④200Vの家電対応

IHやクーラーの中には日本の標準とされる100V電源ではなく200V電源の場合があります。これらに対応していない蓄電池では、いくら電気が溜まっていても使えません。

⑤性能・寿命

充放電回数も重要な選択肢になります。回数が多いほど長持ちする蓄電池です。

⑥保障期間

当然長いほうがいいです。無償期間とお金を出して保障してもらう有償期間があります


リミポの蓄電池は

①ハイブリッド型

②全負荷型(停電時不明)

③エネルギーのロスほぼなし

④200Vの家電対応可能

⑤蓄電池容量は5.8、11.5、17.3kWhの3タイプ、充放電8,000 回以上の高い耐久性

⑥公称容量の60%以上を10年間無料保証。オプションでさらに5年間の有料保障。

蓄電池に今欲しいとされている機能は全て網羅されています。他メーカーで売れている最新のモデルにも全く引けを取らないと思います。


でカタログ価格は以下のとおりでこれを見るとあんまり安くない。

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実際の見積価格はこちらです。リミポ直の見積もりではないのでいくらか上積みされてると思います。会社名は伏せます。これは表に出さないで欲しいです。

5.8kwh

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11.5kwh

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17.3kwh

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実売価格は同一容量の蓄電池よりかなり安いのでは?調べてみました

まず小容量から。実売価格は公表されていないことが多いので赤い字の会社は予想です。前に他メーカ見積もってもらったらカタログ値の6割くらいだったのでそれで仮定して計算してみます。

ここで重要なのは最後の列「1kwあたりの金額(実売価格)」です。これが一番安いものがお買い得ということになります。

これでみるとリミポはLOOOPについで2位です。しかしLOOOPの蓄電池は容量が小さすぎて停電時には全く使い物にならないと思います。

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続いて中容量。

見積もっていただく際に相手の方がこのモデルが一押しですといっていました。確かに1kwあたりの金額は10万円を切りぶっちぎりに安いです。この価格は代理店の方が「その値段でいいんですか?って何回も確認した」というほど驚く値段だったようです。

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最後に大容量。

テスラがあまりにも安すぎてさすがにこれにはかないませんが、日本のメーカーは全く相手になりません。15kwh以上で200万切ってたら相当安いんじゃないかと思いましたが、他メーカーでは12kwhでも200万を超えるようです(想定なので間違ってたらすいません)。

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4割引って勝手に決めてずるいというなら5割引にしてみましょうか

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全く相手になりません。他のメーカーがリミポに勝つには7割引きでようやく同じくらいです。こんな割引は出来るわけありません。

あとよく見るとリミポだけは「1kwあたりの金額(カタログ価格)」が容量が変わっても¥363,000で同じなんですよ。例えばシャープのモデルなんかもそうですが実際やることは蓄電池を1ユニット足していくだけなんですね。

つまり他のメーカーは容量が低いときはボッタクリ、どうせ買うならと値段の高いほうに誘導していく商法なんですよねこれ。

結論としてリミポの蓄電池が優れている点はコストパフォーマンス。他社の機種に比べて「価格の割に蓄電性能がずば抜けて高い」ということです

リミポの蓄電池は今のところ日本で一番お得な蓄電池と言い切っていいでしょう。このスペックが知れ渡れば住宅会社などがこぞって欲しいといってくると思います。

それでも蓄電池は高いし・・・売れるのか?と思う方は多いでしょうね。

私はここ数十年で爆発的に蓄電池が必要とされるのではないかと確信しています。次のnoteではその理由を書いていきます。

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