リミックスポイント第18回増資およびのどチェックについて

またもや増資が発表されました。マリノスのスポンサーになっておいての増資は予想外すぎてアンチが狂ったように叩いてますが、あれはボウフラより生命力が無く上がってくれば死に絶えるので無視でいいです。

で内容ですが

長年のホルダーのKoji君が株主総会で「今年も高騰したらどうするのか?」という問いをしたときに「ヘッジがんばります」くらいの回答だったので、危ういねと話していた通りになりました。

ただ去年と違うのは経済産業省が対策をしてくれました

「インバランス料金に2段階の上限価格を導入するための省令等の改正」が公布されたことです。

https://www.meti.go.jp/press/2021/06/20210616003/20210616003.html

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①一般送配電事業者が前日夕方に公開する「でんき予報」上の各日に最初に公表された予想予備率(使用率ピーク時)が複数の供給区域で3%以下となる場合、インバランス料金の上限価格を200円/kWhとする。

②上記以外の場合、インバランス料金の上限価格を80円/kWhとする。

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これは何をいいたいかというと高騰の原因はほぼ東電などが売り玉を出さないことで需要>供給になるからなんですね。京大の安田教授が指摘してますがEUでも電気の高騰は起こっていますが、だいたいプライムタイムの数時間程度で朝にはもどります。昼は太陽光があるわけですから戻らないとおかしい。

去年の日本の電気代高騰の異常さは15日間にわたってずっと高騰しつづけたことにあるのです。朝夜は全く電力は逼迫していなかったのに東電は売り玉を減らした。LNGの備蓄を考えてとか言い訳してましたがこの省令が承認されたように意図的に価格を吊り上げたのではないかと疑われてるわけです。

そもそもJEPXのおかしい点は地域電力が全て自分らの電力を確保した上で、余った電力を市場に流すところです。いやいや東電もJEPXから買えよと思うわけです。インバランスで利益を得るのは東電なんですからいくらでも売り玉を絞って新電力から金を吸い上げられるシステムはおかしい。丁半ばくちのさいころを見てから金をかける様なものです。

で上記の省令のおかげで本当に逼迫してるとき以外は上限が80円になるので(それでも高いですが)去年ほどの大惨事にはならないでしょう。

こういうニュースもありました。

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冬の電力不足回避へ LNG在庫の監視継続、経産省

2021/10/21 12:37共同通信

 経済産業省は21日、冬の電力やガスの需給切迫に備え、液化天然ガス(LNG)が不足しないよう対応を協議する官民連絡会議の初会合を開いた。会議では大手電力がLNGの在庫が過去5年で最高水準にあると報告。経産省は今冬の需給切迫は回避できるとの見通しを示した。想定以上の需要拡大などに備え、在庫動向の監視を継続する方針も確認した。

 10月半ば時点のLNG在庫は約230万トンで、昨年同時期と比較して約70万トン多い。ガス事業者の在庫も例年を上回る水準という。保坂資源エネルギー庁長官は会議で「現在の在庫水準であれば、厳しい寒さとなっても需給逼迫は回避できる」と述べた。

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いまや東電などの地方電力は政府や経産省からまったく信用されていないということです。

毎年契約数が伸びると無限スパイラルになるのではないかという不安はもちろんあります。電力は電気を仕入れるお金を払ってから客にお金をもらうまで2ヶ月のタイムラグがあります。

例えば12月分の仕入で10億かかるけどお客さんからもらえるのは10月分の売上げで5億しかないとかあるんです。スマートメーターでリアルタイムに販売量が分かるのだからその月の請求をしたらいいと思うのですがなんか東電がらみでできないとかあるんでしょうね。

これを解決するには

①ヘッジしても余裕なほどお金を持つ

②契約を一気に増やさず徐々に増やしていく

③高騰分を顧客に転嫁する

リミポはワラントで①を選択しました。株主としては「何回やるねん!」とハラワタが煮えたぎる思いですが、他の会社も高騰に供えて新規契約は手控えているため一気に販売量を増やすチャンスの時期でもあるのです。

おそらく今年の冬、電気は高騰するでしょう。沢山の新電力が倒産すると思います。そのときに立っている会社は一気に出来高を増やすと思います。私は今の株価の下げよりも倒産のほうが怖いのでワラントは仕方ないと思ってます。

あと2Qの電気はほぼ利益が無いのではないかとも思っています。2Qは販売量が大きく増加すると予想しています。だけど入ってくるのは4,5,6月の電気代なので支払>収入になっているのは間違いありません。

支払いは3Q>2Q>4Q>1Qで大きくなり

収益は1Qずつずれるので4Q>3Q>1Q>2Q

となるので2Qはそもそも収益が低い上に冬の電力を買わないといけない。なので利益は無いと思います。


ワラントのIRを読んだらちょっと自分が思ってる感じとニュアンスが違ったのでツイッターで発表しました

https://twitter.com/KRbiHk3GMsnSnRp/status/1452088677279014916

経済産業省の見積もりの甘さと想像以上の顧客増加で増資。見積もりが甘いといわれればそうかもしれないけど「想像以上の顧客増加」

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当社の月間販売電力量は、2020年4月に25,838千kWh(高圧・特別高圧24,761千kWh、低圧1,077千kWh)であったのが、2021年9月には62,841千kWh(高圧・特別高圧57,889千kWh、低圧4,952千kWh)に達しました。

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はむしろうれしいこと。顧客の右肩上がりが続けば今後も増資は起こりうる。しかしいつか資金が追いつくときが来る。これは成長のための痛みです。


続いてのどチェックについて。

名古屋の感染症の展示会で社員さんといろいろ話したとき

①学会で発表しないと販売できない(科学的なエビデンスを重要視しているため)

②年内には動きがあると思う

といっていました。また入ってくる情報や代理店DMグループの情報でも年内に行われる学会での発表が可能性がかなり高い。そこでどの学会なのか探してみました。

研究チームの長である順天堂大学大学院 医学研究科公衆衛生学 谷川武主任教授が参加する学会は他にもあるかもしれませんが恐らくこれではないでしょうか。個々で発表するのが一番ふさわしい気がするし。

第80回日本公衆衛生学会総会

開催日時 2021年12月21日(火)~23日(木)

https://www.c-linkage.co.jp/jsph80/

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22日に谷川教授の名前があります。シンポジウムは討論のため個々では発表しないでしょう。展示かWEB講演のどちらかだと思います。逆に言うとここで発表なかったらのどチェックは没になる可能性が高いです。


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