見出し画像

飼育日記「めだかのきもち」⑱名医の言葉

朝、フラフラと泳ぎの不自然なメダカが上がってきて、餌も食べようとしないので、別のガラス水槽で様子を見ることにした。

横から見ると、猫背のように背骨が湾曲している。これはどうしたことかと、"メダカ背骨の曲がり"で検索し、お知恵を拝借することにした。

メダカの飼育について教えてくれるサイトは沢山あって、幾度もお世話になっているけれど、今日出会ったサイトには、まるで名医のような、救いとなる、示唆に富んだ言葉に溢れていた。

いくつかメモしたこと:

○背骨が曲がる原因=老い  "こうした症状が見つかるのは、良い環境が出来ているということ。そうでなければそもそも気付かない。"(何と優しい言葉!)

○底でじっとしている=病気or老い。"持って1ヶ月。数日待たないことも。最後を見届けてあげよう。"(はい!)

○ケンカをするのは…"水槽が安定していて、過ごしやすい状態。元気で餌を良く食べている証拠。全くしない方が不自然。"(そうなんだ…) 

▷止めるのは簡単…"器に対して数が少ないと縄張りを作ろうとする。数を増やせば集団生活をせざるを得なくなり、縄張りは諦める。"(やっぱり!)

一番響いた言葉は…"何を、どれだけ飼うかは、飼育者の力量による。自分の限界を超えて増やさない。今ある環境でうまく飼育することを考える。"

                 *             *             *             *

稚魚のガラス水槽には、生まれたばかりの針子が3匹いるはずだが、水面に上がって大きい兄ちゃん姉ちゃん達にも臆せず泳ぎ回っているのは一匹だけ。生まれた直後からこんなに性質が違うんだ。

画像1

ヌマエビの成長が早い。脱皮した抜け殻もすでにいくつか見える。もうすぐ繁殖も始まりそうな勢いである。

大きなヌマエビが、"逆エビ反り"のような変わった格好をしているので、目を凝らすと、自分の尾っぽのお掃除中。ヌマエビが増えるに従って水槽内の苔が見事に無くなるが、身繕いにも余念がない様子に感心!                                             8.   18

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?