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飼育日記「めだかのきもち」⑭天敵のいないガラス鉢はミナミヌマエビの天国

ミナミヌマエビが住むガラス鉢は、隔離部屋として使っているが、ガラス面が大分曇ってきたので、ヌマエビの繁殖状況を確認しがてら大掃除をすることにした。

まず、水草を全て取り出し、お玉杓子でヌマエビを数えながらプラ鉢に移す。10匹…50匹…100匹…200匹!…300匹!!6月中旬に6匹で始めたのが、2ヶ月で何と50倍に。浮草や高く伸びた水草に掴まってホジホジしている小エビが増えたなあ、と感じていたけど、こんな数になっていたとは!

透き通ったボディは数が増えても見た目が涼しげで、圧迫感がない。ほんの2ミリほどのベビーが、いかにもエビ属らしく、尾をあげて壁や水草や時には親エビの尾っぽに掴まっているのも愛らしいが、向こう端から体を真っ直ぐにしてヒューっと一直線に移動して来る運動能力にもビックリだ。

底の方にこんなに控えていたとは。数匹を残してあとは観賞魚店に引き取ってもらうことにする。目の前は川だが、メダカやヌマエビを放流するのは生態系を壊すことになるので厳禁だ。

底砂も取り出して洗い、ガラス壁にこびりついた苔をゴシゴシ擦り落として、新しい侘び草を、メダカが回遊できるように、今度は丸底の中央に配した。

1センチばかりに育ったエビをパラパラと6〜7匹入れる。久しぶりにクリアになったガラス越しに、ウィローモスに掴まったり、ガラス壁に沿って走り回るヌマエビがよく見える。いい感じ。 8.  11

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お世話になっているお店のスタッフの「メダカやヌマエビが繁殖しているのは、良い環境が出来ているということですからね。」との言葉に励まされている。

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