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飼育日記「めだかのきもち」⑲力量の範囲で飼育せよ

稚魚のうち、15ミリ以上の6匹をメダカ鉢に移す。稚魚達は思いの外、水草に隠れもせず、すぐに広くなった住処を回遊し始めた。むしろ親メダカ達が当惑しているように見えるのが可笑しい。

大小入り混じって、安定した群れに育って欲しいと思う。

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昨日、ガラス鉢に移した瞬間、底砂のベージュ色になった老メダカは静かに余生を送っている。

稚魚に混じってひとり元気に泳ぐ針子は、粉のような餌を鼻先に撒いてやると、すぐにパクリとやっている。よく食べる子はみるみる育つ。

数個の卵が付いたウィローモスを、稚魚の鉢のマツモの枝に置く。いつか孵化の瞬間を見ることがあるかも知れない。

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暑さは残ってもどことなく季節の変わり目が感じられる朝。水温を心配しなくて済むのは助かる。

昨日いただいた貴重なアドバイス、"自分の力量内で飼育せよ"を肝に銘じて、世代交代を見守っていきたい。                                                        8.   19


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