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2020.6.15ブログではいえない話

”自宅サロンに見える→サロンのイメージアップに大成功!”
https://bionail.info/voice/voice7196/

見た目の専門家が指摘するポイントは?今日はこの成果の理由を解説をしてみました。(テーマ2)

そしてこの2ヶ月余りで、3つの美容院に行ってきました。

そこで興味深かったのが、コロナ対策の取り組みが3つの美容院でまーーったく違った事。今日はコロナ対策の取り組みの違いと、際お客として行くとどう感じるかを書きます。

お店をやっている方の参考になれば嬉しいです。(テーマ3)

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1.最低限知るべきニュース

最低限知るべきというか、私が気にしているニュースを幾つか。

【美容センサス2020年上期】≪ネイルサロン編≫

・20代女性の利用率が2割超え。過去5年で最も高い
・女性全体の利用金額が、3年連続で金額増(5,872円 前年比5.5%増!)
・ネット予約が最も高く、女性の65.3%、男性の53.6%が利用

コンヴァノの20年3月期、純利益27%増1億1300万円

ネイルサロン「ファストネイル」をチェーン展開しているコンヴァノ。コロナ禍の中株価は3分の1の509円まで下がっていましたが復活?

『100日後に死ぬワニ』からの深い考察が・・情報を消費するスピード、コミュニケーションのきめ細やかさで勝負、学校がなくなったらランドセルはなくなる等、情報が多すぎて爆死しそう。

オンライン助成金、これはいいですよね!うちの会社も申請しようと思っています。東京以外にも実施されているかもしれないので、お住いの地域の情報を調べてみて下さいね!

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2.経営教えちゃいます

『 3回をつくれ! 』

はじめての時はお試し。2回目で再確認。3回目でようやく確信。

そこから安心して通って通い続けてくれるようになる。

はじめてのお客さんには3回来てもらうことを目標にする。

そのためには、お客さんが3回来たくなる特典をあらかじめ作る。出来るだけ短期間で。

・3週間以内の来店でジェルオフ無料、500円オフ、トリートメントサービス
・次回マッサージ10分サービス、フェイシャルパックサービス
・今月中フットでご来店で角質除去サービス等

よかったら来てくれるだろう、では甘い。1回来ただけではまだ信頼に変わっていないから。

2回目、3回目はキャンペーンとして多少値引きをしてもよくて、大事なのはこの2,3回目で価格以上の”信頼関係”を作ること。

こうすればお客さんは定着する。

3.クライアントの成果理由を解説

”自宅サロンに見える→サロンのイメージアップに大成功!”
https://bionail.info/voice/voice7196/

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自宅サロンに見える→サロンのイメージアップに大成功した理由とは?

「物件を借りてネイルサロンとして営業しているにも関わらず、自宅サロンと思われる。どうしたらサロンっぽくなれるのかわからない」

とのお悩みをビジュアルブランディングによって、解決しました。

ビジュアルブランディングとは?
仕事服を含む接客スタイル、情報発信やお店づくりなど、お客さまから見える部分を意図的に行うこと。

サロンのビジュアルブランディング成功の秘訣とは?
『サロンインテリア(雰囲気)・仕事服・ヘアメイク』の3つで統一感があること。

①生活感がでてしまうものを撤去する

・家感のあるカーテン
・家から持ってきた棚
・お客さんからもらった旅行のお土産や飾り物

これらはサロンに置いてはいけません。家で使っていない棚、ハンガーなど”あるから使う”の考えで置くと、サロンの世界観をぶち壊します。

『何を買うか?よりも、何を置かないか』がまず重要!!

②小物の色味を揃える

・クッションの色
・カーテンの色
・ラグの色

生活感があるように見えてしまうのは、色や柄を使いすぎている時。柄は難易度が高いので無地のほうが取り入れやすい。

使う色の基本は3色まで。テーマカラー1色、アクセントカラー2色が基本。

③ネイリストさんご自身の見た目をブラッシュアップする

・制服
・ヘアメイク
・髪留めやアクセサリー

を一新。

ユニクロのカットソーに黒エプロンをつけた仕事スタイルだったため、即刻やめていただきました。(ここでも辞めてもらうことが優先)

お客さんは施術中の2時間、着ているもの、特にトップスがずっと目に入っています。何を着て接客するかで印象は全く別物になります。

襟元がVネックか、丸首か、シャツかで印象も全く変わります。

施術中は邪魔だからとつけているピンや髪留めもブランディングすべき。黒のヘアピンは絶対NG、価値を下げます。

自宅サロンに見える→サロンのイメージアップに大成功した理由まとめ

①生活感がでてしまうものを撤去する
②小物の色味を揃える
③ネイリストさんご自身の見た目をブラッシュアップする

4.こんな店に行ってきた

この2ヶ月余りで、3つの美容院に行ってきました。

そこで興味深かったのが、コロナ対策の取り組みが3つの美容院でまーーったく違った事。今日はコロナ対策の取り組みの違いと、際お客として行くとどう感じるかを書きます。

お店をやっている方の参考になれば嬉しいです。

a.渋谷神南にある美容院
オーダー:カット&ハイライトカラー&トリートメント
料金:9,000円位
時間:2時間

【コロナ対策】
・席と席の間にビニールの仕切りあり
・お店側がマスクを用意。シャンプーの時に濡れてしまうからと使い捨てマスクを1枚くれる
・予約を制限しているためメールで時間の確認が入る

【感想】席と席の間にビニールの仕切りがあり、徹底している安心感。客である私がマスクをしていても「シャンプーの時に濡れてしまうので」とお店から使い捨てマスクを1枚提供して下さった。荷物はいつもロッカーに入れるのでスタッフさんが触れることはなし。トイレにも消毒液など置いてあって、徹底していると感じて終始安心。

料金がいつもより安くなっていて「お互いさまなので」と担当さんが言って下さったんだけど、私は”こんな時だからこそ下げなくてもいいのにな”と思った。時期的にクラファンとか応援買いとかしていた事と、以前はハイライトを入れるのに1回2万円以上払っていたから、ここに行くたびに安すぎると思ってシャンプーとか買う。売り上げに貢献しているつもり・・。

b.表参道にある美容院
オーダー:全頭カラー
料金:7,000円位
時間:1時間ちょっと

【コロナ対策】
・窓を開けている以外、特になし

【感想】受付に消毒液もなく、特に何もなく、若干不安になった。荷物も手渡しでスタッフさんに預けて、席についたら「マスクは外しても大丈夫ですよ」と言われ、益々不安に。(スタッフさんはマスクしてます。私ももちろん外しません)

窓は開けているし、ホットペッパーで予約した時に「コロナ対策中」と記載があったので考えて下さっているのでしょうが、店内に何の表示もなく、受付で消毒液も置いていなかったので、何となく不安になりますね。

c.銀座にある美容院
オーダー:カット
料金:9,000円位
時間:1時間

【コロナ対策】
・受付で手指消毒
・客の荷物はボックスに入れる(スタッフが触れないようにしている)
・店内持ち歩き用のトートバックが使い捨てのビニールバックに変更
・シャンプー台は消毒済みと消毒していない席と目印をしている

【感想】受付で手指消毒させられる位で良い!!考えられるリスクは最小に、念には念を、と思うタイプなので、お店に着いた瞬間に対策に「消毒をお願いします!」と言われるくらいで丁度いい。

自分の荷物を預ける際もボックスの中に入れ、スタッフさんは触らない。シャンプー台は、消毒済みの席はリクライニングをあげてあるもの、下がっている席は消毒していないと目印をしている。

席と席の間にビニールの仕切りはないものの、徹底した対策、そしてどちらかというと客よりスタッフのことを考えた対策。いいなあ、ここのお店には5年程通っているけど益々好きになった。

結論。現状は、大げさなくらいにコロナ対策を徹底しているお店こそ安心できる!

ホットペッパーで「コロナ対策中」と書かれていても、店内に表示も何もないと不安で信用できない。来店後「消毒をお願いします」と言うくらいで丁度いい。

ちなみに、私は美容院の使用用途をわけていて3つの店に通っています。

1.カット
2.ハイライトカラー
3.カラー&トリートメント

なぜか。トップスタイリストさんにカット&カラーをお願いしても、カラーはアシスタントさんがやる。なのにトップ料金なのはなぜだろう、納得いかない!と思ったところから、分け始めました。

美容師さんとひと言でいっても、何が得意かは違う。その人がいちばん力を発揮できるメニューをオーダーする事が、店と客がwin-winになることだと思っています。

6.書評

ハリウッド映画のテーマパークとして2001年に大阪に誕生したユニバーサル・スタジオ・ジャパン。初年度こそ年間1100万人を集めたが、それ以降は集客が伸びず、2009年度は700万人台にまで減ってしまった。このピンチをどう乗り越えるのか?お金がないならアイデアを振り絞れ!後ろ向きコースター、ゾンビの大量放出、絶対生還できないアトラクション…斬新な企画を次々打ち出し、USJはV字回復していく。

言わずと知れた名著。

著者の森岡 毅さんは窮地にあったユニバーサル・スタジオ・ジャパンをV字回復させた、日本を代表するマーケッター。マーケティングのスペシャリスト。

その凄腕マーケッターの森岡 毅さんが『どのようにしてUSJをV字回復させたのか?』について書かれています。

この本はコンサルティングをはじめた当時、何度も読み返した本です。

USJのV字回復に至るまでの過程を読むと、すべての施策に理由があることがわかります。初期の映画だけのコンテンツテーマパークからなぜ脱却したのか。価値あるアイディアは『消費者理解』にあるその根拠は。

本の中盤でリノベーションという言葉がよく使われていますが、私自身の”サロンリニューアル”というコンセプトもこの本から来ていると言えます。

マーケティングについて勉強したい人、コンサルティングやマーケッター職に興味のある人、経営者の人に特に読んでもらいたい1冊です。

7.Q&A

Q :ネイリストです。松竹梅の3つの料金でコースを作ったのに、いちばん下の梅の価格を選ぶ人がほとんどです。どうしたらいいですか?

A:いちばん下の価格しか選ばれないのは、上位コースの魅力が伝わっていない。3つのコースの差がわからないから。

↓ どうすればいいのか? 

・差をつける

所要時間、アート内容、写真。所要時間がどのコースも同じな人は多いです。梅60分、竹75分、松90分のように所要時間に差をつける。お客さんから見てパッとわかる差をつけること。

・売りたいコースをちゃんと売る

売りたいコースが竹の価格帯だとしたら、竹がいちばん魅力的になるような内容にすること。

選ばれないから写真も溜まらない状態になっているとしたら、売り出したいコースのサンプルを多く作る、そしてサロンでなり、インスタでなり、ちゃんと見せる。

選ばれないのは、選んでもらおうとしていないからとも言えます。売りたいコースはこれ!と決めて、魅力的に感じれるよう、しっかり差をつけることです。


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