【2020/7/16】参議院 予算委員会 参考人答弁書き起こし ②1:36:00~1:41:30 【 GoToキャンペーン関連質疑】

【2020/7/16】参議院 予算委員会 参考人答弁書き起こし
②1:36:00~1:41:30 【 GoToキャンペーン関連質疑】

全くの素人ですが 答弁内容を書き起こしました。
ご参考までに。自分の備忘録なので精度低いです。
誤記・脱字多々あるかと存じます。(質疑応答の把握の為
可能な限り聞こえたままを起こしています。無駄多め)
何度かヒアリングして 気付いた箇所は修正しておりますが
何かお気づきの点があれば 御教示頂ければ幸いです。

動画リンク (動画内の1:36:00~1:41:30前後の内容です)
https://youtu.be/tFcF8bTmJ4g?t=5400

===
~1:32:23前後 指名を受けた西村大臣が 離席している
質問者の伊藤議員「どこ行きました?」
(場内ざわつく。~1:34:10まで音声中断 質問内容不明)
      
~1:35:07
西村大臣:
(災害ボランティア、GoToキャンペーンについての質問に対して)
様々、あのー東京の感染状況に大きな懸念が示され
慎重な対応を求める声がある事も承知しております。
そういった声をしっかりと受け止めながら 本日、専門家の皆様にも
(中略)キャンペーンの在り方についてもご議論頂いて
その事について受け止めてですね 
それで国交省においてこのことは適切に対応していくものという風に思います。

委員長「伊藤君」

伊藤孝恵議員:しっかり受け止めていたらですね、GoToキャンペーンを推進する
なんていうコメントにはならないと思うんです。
この恐ろしさは無症状感染者の存在だというのはもうみんな知っています。
(?要検証)
感染者全体の18%を占めると言われています。
熱、ないんです。だから
検温のチェックもすり抜けてしまうんです。
本人も知らない間に無意識に沢山の人にうつしてしまう。
それが 恐ろしい この分科会だって 無症状の人をどうするか
早急に結論を出さなきゃいけないと
尾身会長も提言されております。
それなのに、何故 あえて感染拡大中の首都圏・近畿圏から感染者の居ない県に
人やゥイルスを移動させるキャンペーンを
政府が率先して税金を使って、日程を前倒しして、
それをするんでしょうか、という風にこの疑問を呈したいという風に思います。
それでですね どうしてもまあ 中止、延期
しないのであればですね、え私の地元では
「LOVEあいちキャンペーン」(*4)という
県内観光や 宿泊を促進するキャンペーンをしております。
この愛知のみならず、現在31道府県で
105の観光消費喚起事業が開催されております。
こういったですね、各地の県内需要喚起を支援する方が、ま現実的であると
思いますし、県内だけで足りないというのであれば、隣接県との往来等を含めた
マイクロツーリズム という風に後押しする方が現実的ではないかと
思うんですが(西村大臣に向けて?)大臣、答弁要りません。
(児玉教授に向けて)児玉先生、
この、県内であれば ないしこの 一定エリア内であれば
こ、う 勿論東京除いてですけれども この人が往来する
ま観光を楽しむという事についてはどうなんでしょうか?

「児玉参考人」

児玉教授:ええと私はですね、今回のコロナ対策の進め方のまあ 
法律論的にも制度的にも ちょっと
間違いが大きくて 観光業者の方が、非常に苦しみ
飲食店の方が、、悩まれ 採用予定が取り消され
病院や介護施設が、不安から離職者を迎えているという事に
もっと国を挙げて向き合う、やり方を変えないといけないと思っております。
 (そうだ、そうだ の声)

今仰られている事は要するに我々から言うと
全国一律の 対艦巨砲(*1)型の要するにこれは
100年前のスペイン風邪の時のやり方であります。
例えば 後藤新平(*2)が(?)にあのスペイン風邪の前ですけどまあ
日清戦争から帰って来る時やなんかは あのあれを作るとか、
ぼうえき(防疫?)システムですよね、それで
21世紀に入りまして、これが今回 先程のエピセンター制圧という恰好で
東アジアで出てきている 劇的に変わっているやり方がある。
要するに一つは 膨大検査を前提にする。
ですから、お医者さんとか従来の保健所ではなしに あの
遺伝子工学 それから計測工学、それから自動制御
それから情報科学 そういうものを駆使して、もっと精密に 
この 感染の広がっている区域やなんかを押さえ、
そして 全国一律ではなしに 先程も申し上げましたが

中国の場合には しょうなんざん先生(*3)に一番見識だと思ったのは
武漢をアイソレートするだけではなしに、そこに全国から
非感染区域の経済を一層盛り立て、そこから持っていく
それで非感染区域においても、検査やなんかを徹底してやる。
ですから例えば旅行に行かれるんだったら
総理大臣か(以下?)40名位の方をPCR検査やればもう、すぐ分かる訳です。
そして行って全力でボランティアを支援して、災害復興をやればいい。
ですからこの、21世紀型の対応に進むものを
全力を挙げてやらなくてはいけない。それでこの21世紀型の対応を
やるためには、私の~、提案の中に書いてありますが
(手元の資料を前に示して)国会の責任が極めて大きいです。
今何故、こういう精密型対応が出来ないかと申し上げますと
例えば、感染検査というのは特定された厚生労働省が特定された 
検査所でないと検査ができない。だから私共、外の検査が出来ないです。
何千検体 検査処理能力があろうと だから今我々が
やってるのは極めていびつな格好でして 臨床研究という恰好で
やっておりますが これは臨床研究でも何でもありません。

2番目にですね 個人情報の扱い方がバラバラであって
コンタクトトレーシング等、個人情報…健康こべん(?不明瞭)個人情報
を扱うのに、責任者が居ません。COCOAも先程ありましたが
厚生労働省がやるというけれども、COCOAは元々オープンソースで作られてた
もので、それが厚生労働省の下でベンダーを置いてやるという恰好に
なっておりまして、実際に 答弁(?)を作っている方が分からない
それで例えばですから 今非常に有効なのはCOCOAですよね?
COCOAがみんなやれば、感染した人はすぐ分かるから
感染集積地からすぐ分かります。で COCOAにはCIOの 
統括補佐官、民間からの くすのきさん、まさのり(?)さん
(楠正憲さん)という方がいて
COCOAを作って、みんなから来る色んな質問に答えております。
だったらば、例えば COCOAをコンタクトトレーシングを本当に
活かそうとしたら そういう人を前面に立てて 
だから移動しても大丈夫な21世紀型の対応を、国会を直ちに開いて
 (そうだ、そうだ の声)
企業も研究所も大学もみんな集めて それで従来の 
対策が何故失敗するかというと 病院の人は病院の中、
厚生労働省は医療費の抑制 だけど医療費というのは
我々ずっとやってますからよく知ってますが
治療に対して、受益者に対して払うという こういう医療形態の原則
あります(?不明瞭)それで今起こってるのは
社会全体の安心、安全の対策ですから
これは正に この委員会でやっている 予備費やなんかを使って
しかも恒久的に続くもんではありません。
今週 とうよ(?)すれば一カ月後の100倍価値があります。
 
 (そうだ の声)
委員長「はい 伊藤さん」
 (拍手)
伊藤議員:ありがとうございます。このGoToキャンペーンについて
どうするかなんていうのを 議論する、そういったようなもう
必要すらも感じないほど こういった、分かり易い御答弁で
ございました。
===
(*1)対艦巨砲的 https://ja.wikipedia.org/…/%E5%A4%A7%E8%89%A6%E5%B7%A8%E7%A…

(*2)後藤新平 https://ja.wikipedia.org/…/%E5%BE%8C%E8%97%A4%E6%96%B0%E5%B…

(*3)鍾南山(しょう なんざん、チョン・ナンシャン、中国語: 钟南山)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8D%BE%E5%8D%97%E5%B1%B1
衛生当局の専門家チームのトップとして中国Covid-19対策の指揮を執る。

(*4)LOVEあいちキャンペーン
https://www.aichi-now.jp/loveaichi/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?