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ウイルスって生きてるの?

非生物といわれることが多いですが

ウイルスは非生物と言われることが多いです。
では、生物とは何でしょう?
色々な説はありますが、おおよそ以下のように定義されます。

生物の定義
1.外界と細胞膜で仕切られる
2.代謝によって生じるエネルギーを生命活動に用いる
3.自己増殖する

一方、ウイルスは、という形式をとることから生物の定義に当てはまらず、非生物であるとする説が主流となっています。

ウイルスの定義 
1.非細胞性である:タンパク質と核酸からなる粒子である
2.代謝しない:自身でエネルギーを産生せず、宿主細胞の資源を利用する
3.自己増殖できない:宿主細胞に寄生することで増殖する


では、ウイルスは生きていないの?
しかし、だからと言ってウイルスが生きていないなんて誰が言えるのでしょうか?上記の生物の定義は人間が勝手に決めたものに過ぎません。定義に合わないからと言って生きていないとするのはどうなんでしょう?
脳が神経細胞を伝達する電気信号で情報処理するように、人が言葉を用いイルカが超音波を用いて情報交換をするように、もしかしたらウイルスだって電波とか小分子とか未知の物質とか何かしらの手段で戦略的に考えて生存のための情報を互いに伝達しているかもしれません。

ウイルスは人より賢くなる?!
AIが人間よりも賢くなるといわれているシンギュラリティが懸念されていますが、ウイルスが人間より賢くなる時代が来るかもしれません。
実際、驚異のスピードで変異を繰り返し強力な変異体を発生させるという恐ろしい戦略を採った結果、皆さんご存じのあのウイルスがパンデミックを引き起こしています。
あのウイルスはRNA一本鎖です。RNAの性質を考えるとこれから更に強力な変異体が出てきてもおかしくないと考えられます(‘Д’)


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