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季節モノ・流行りモノ

昔は、周りの友達が知らないモノに価値があると思っている節があった。

それは、誰か遠くのセンスの良い人の言葉を信じていたのだ。高校生の頃は、その言葉はあらゆるところにあった。TSUTAYAやタワレコなどもそうだ。

自分がそれを本当に良いと思っていたのかは置いておいて、そのおかげで幅広い作品に接することが出来た。

一方で、今は自分にとって、もう遠くのセンスの良い人は見つけられなくなった気がする。

代わりに、季節や流行りモノに、抵抗なく接したいと思うようになってきた。
何故ならば、1番それらに接してこなかったからだ。

例えば、毎年咲き乱れる桜に興味が湧くようになれば、それは新たにひとつの豊かさを手に入れたことになるだろう。

別に自分以外の誰かを基準に置く必要もないのだ。誰かが知っていようが、知らなかろうがそれは大した問題でないのだから。


あなたのおかげで、美味しいご飯が食べられます。