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仕事における数字感覚

その数字がどういう状態であるのかを知る為には、比較対象が必要である。

そして比較する際に、その数字の意味を把握する為には、問いを立てることが大事だ。
その問いは、基本的に『なぜ、その差額が発生しているのか?』である。

その時、どちらかの数字が異常であるのだ。

ひとつの例として、今期と前期の同月比較において、今期が+6百万円だとする。
その時、安易に今期が増えたと思ってしまうかもしれない。

ただ、よく考えると、今期が多いからなのか、もしくは前期が少ないからなのか。それとも両方なのか。いくつかのケースが考えられる。

思い込んで、問いを立てると誤解が生まれる。

この思い込みを避けるためには、平均の数字、これくらい・何となくの数字感覚を持っている必要がある。

数字に対する感覚というのは、そういう点でとても大事になる。

問いを間違えない為に、この数字感覚という基準(=アラーム)を持ち歩く。

これは普段のスーパーでの買い物でも、ごく自然に行なっていることである。

例えば、牛乳に648円の値札が貼ってあると、高すぎると感じる。どんな贅沢に過ごしている牛なんだと思う。
これは牛乳のよく見る値段が大体200円くらいという感覚をもってるからである。

これと同じ要領で仕事においても、数字感覚を持つことが大事である。
それによって、異常がどこで起きてるかを間違えずに見ることが出来、問いの立て方も間違えずにすむのだ。


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