ないもの

何かがあるということに注目するよりも、何かがない。その不在に着目すべきなのかもしれない。

そこにこそ、魅力が隠されているのかもしれない。
ないものは、人が選び取ったものでなく、そうせざるを得なかった結果である。

それは、どうしようもない不条理なものかもしれないが、そこにしか確からしさはないのかもしれない。

あなたのおかげで、美味しいご飯が食べられます。