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【RX&Co川内一史】Galfer 茨城シクロクロス 取手ステージ 2024.2.18 ME3

2シーズン前(2021年10月)に初めてシクロクロスを走った会場です。長い舗装路のストレートが特徴的ですが、起伏を利用した縦の動きも要求されるバランスの良いコースで、数少ないCX常設コースとして多くのシクロクロッサーが「小貝川冒険ランド」を練習場所として利用しています。

準備

蔵王・大洗・千葉・二色の浜JCX・二色の浜関クロの流れの中 毎週末5週連続で6戦のCXレースを走る事となり、試走→レース→片付け→メンテナンス→次の準備を繰り返していると新たな取り組みや練習の時間が作れないのですが、CXは乗り降りや縦の動き、横の動きなど短時間でも出来る事がいくつもあるので、自転車通勤時間を30分伸ばすだけでもスキル練習が出来るのが良い所だと思います。今週はサドルに座らず自転車の真ん中に乗る練習です。

取手コース図

今シーズンの茨城CXは運営の手伝いをさせて頂き、取手ステージではコース設営の一部もさせて頂きました。主に冒険ランド内を杭やテープを設営しました、どのクラスでも安全に走れる事を基本にしながら、「走って楽しいか?」を考えながら設営を手伝いました。冒険ランドを普段練習している人が特別有利にならないように少し意地悪な部分も意識して。

写真:野妻さん

前日試走
試走前に「主審のコース確認」の後を歩かせて頂きました、靴で歩くのとタイヤで走行するのとでは路面からの情報量が違う事に気が付きました、コース全部を歩くのは効率的ではないので、ポイントを見極め自転車を降りて歩いて確認するのも悪くないと思いました。
 取手ステージのコースは広く複数のラインが描けます、初めてのCXの時にCUBさん(RXbike)や福田さん(Roppongi Express)に試走で教えて頂いたのは、「試走の時に色々なラインを走って試してみた方がいい」という事でした、特に1周目混雑が予想出来る場所は複数のラインを試している事が良い結果に繋がるように思います。(上手なライダーは咄嗟に対応出来るのだと思いますが)

レース

写真:野妻さん 最初から集団に乗り遅れ

深夜に0.5mm/hの雨が2時間降る予報があり朝は路面が濡れていましたが、気温が高く15~20℃と春の陽気です。

朝の試走>雨で表面が濡れてタイヤに附着する少量の泥が舗装路で滑る原因となっていて落車する選手がいましたが、概ね前日試走のイメージのままでしたので1~2周の確認としました。

機材:CRUX2020 Di2 タイヤIRCシラク チューブレスレディ タイヤ空気圧:前後1.7bar インサート(前輪:ビットリア、後輪:IRC)(後輪:進行方向逆付け)
ピットエリア:予備車なし

タイムスケジュールを30分勘違いしていて、余裕をもって準備していたら奥様が慌てて飛んで来ました。(いつもサポートありがとうございます! 呼びに来て貰わなかったら招集どころかスタート出来なかったと思います、もう一つ後のレースだと思っていたので)今回からジャージ+ビブがワンピース(BIORACER EPIC CYCLO-CROSS)となり、着心地最高ですがピタピタで着るのに四苦八苦(慣れてないだけ)、チームの人も知り合いも心配して来てくれ背中を押されるように招集場所に着いたのは招集開始の1分前でした。
 11番ゼッケンで2列目に並びました(アウト側2人目)。ターン1までコース幅が広く、横に広がった列がイン側に集中するのを避けたかったのとターン2のイン側が隠れた最速ラインで、キャンバーへの繋がりが良かったのですが、レースでは群集に沈んだので選択ミスかも知れません。
              ↓動画撮影:まなさん


写真:野妻さん 新設キャンバーの渋滞


 新設のキャンバーは前走者が居ると降りたほうが速く(リスクも減らせる)降りるポイントまで減速しない事をイメージしました。昨シーズンまでバリア直後に設定されていたキャンバーは真っすぐ高速のまま入れるので大きなバームと化しましたが、前に走行の怪しい選手が雰囲気で分かったので大外に膨らみ警戒していると一人巻き込んで落車されました、事前に察知できるとトラブルも減らせますね。全周回を通して大きなミスは無かったのですが、舗装路と舗装路の間に凸凹の芝路面が有り、そこでシフトアップして加速しようとした途端にチェーンが外れました、シャラシャラーっとクランクが回ったので??廻せば掛るか?と思いシフトを操作しながら4~5周クランクを廻すと掛かったので事なきを得ました(恐らくスプロケット側でアウターに落ちた気がします)。後は丁寧に、踏める場所はちゃんと踏むを意識してゴールしました。

旧キャンバーは巨大バーム化

結果

37位/55人出走(67%)AjoccPt:14pt/ME3
ラップタイム:①6:50 ②6:34 ③6:34 ④6:36 (+1:55)

考察

走って楽しいコースですが、楽しいのと早いのは違うようです。今回ペダルキャッチは練習の成果か?スムーズでしたが後の加速へ繋ぐ部分がぎこちない動きで順位を下げた原因になっています。スタートの目的が「上手にペダルキャッチする事」になっていて、スムーズに加速する事が2の次になっていました。一連の流れで出来るように練習が必要です。その他に順位を下げた要因は舗装路のストレートを隙なく踏む事が出来ていなかった事だと思います、減速ポイントの手前から惰性で走る部分でインを差され順位を落とす傾向にありました。単独で走っている状況と、集団でインを差される可能性がある状況では走り方を変える意識を持たないと駄目だと思います。その他にもキャンバーへの走行ラインの確認が甘かった事、荷重移動の遅れがあった事も改善点だと思います(遅れるのは傾斜に入る前の凹凸処理が出来ていない事に起因している)。


写真:asatoさん

忘備録:AJOCCポイント 2023.2.22
2023-24 ME3     18位(369pt/18戦)
23-24関東シリーズME3 28位(134pt/10戦)

茨木県取手市公式チャンネルYOUTUBE動画


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