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【RX&Co川内一史】湘南シクロクロス 開成大会 GP佐宗 2024.1.7 ME3

神奈川県の開成水辺スポーツ公園で行われるシクロクロスは酒匂川河川敷の野球グランドを利用して開催され、本来であれば正月気分のまま「あけおめことよろ」が陽気に飛び交うところですが 令和6年能登半島地震、羽田衝突事故(JAL機と海上保安庁機衝突)でこれらに配慮しつつ正月らしい雰囲気となりました。

準備

ようやく手首の痛みがハンドルを押し引き出来そうなレベルに治まってきました。ハンドルを使えないとリマウントが不安定です、スタートのペダルキャッチも精度が悪くなったのが気になり、飛び乗りからのスプリント練習をしたかったのですが時間がとれず、1月4日RXBikeのCubさん新年のCX練習会のみ参加しました。
練習会2時間+αの内容
・徐々にスピードを上げながらのコーナーリング(FM10~15周回 7分→5分30秒/周)
・乗り降り(担ぎ)をスムーズにする方法と練習:逆手トップチューブ(腕の柔軟性が無いとトップチューブを持ってスケーティングが怖いです)
・前輪抜重:漕ぎ上げ(ペダルを水平ポジションにして抜重してましたが加速しながら出来て効果的ですが、タイミングが合わないとリム打ちますし、速度が速くなるので後輪抜重タイミングもシビアです)

レースは前日試走が無かったので、コース設置スタッフさんがアップしてくれたネット動画を確認しました。長いストレートが印象強く、休み場所が少ない印象でした。

レース当日

朝の試走
得意不得意な場所を見つける前に試走時間が終わった感じで、掴みどころが無い印象でした。(短時間でコースを理解できる試走方法を考えて意識しないと上達しないかも)(バリアに接触してバランス崩す事2回:1回目前輪、2回目前足)板の高さ35cmだったらしい(もっと低く見えていた)

機材:CRUX2020 Di2 タイヤIRCシラク チューブレスレディ タイヤ空気圧:前1.75bar 後1.8bar インサート(前輪:ビットリア、後輪:IRC)(後輪:進行方向逆付け)
ピットエリア:予備車なし


12番ゼッケンで、DNSが有ったのか6人並びの2列目真ん中が空いて居たので並びました。気温が上がり軽装になる選手も多く、スタートまで和気あいあいとした雰囲気からの号砲となりました。前の選手がクリートキャッチをミスしたような出遅れに同調する感じで1コーナーは15~20番手くらいだったように思います、スタートループから階段上り直後の登り斜面で始まる土手のキャンバーで前の選手が斜面を左下へ滑る落車をしたため右上に回避しようと踏み込んだら後輪グリップが抜けて同じようにコケました。後続車に接触しないように再スタートしましたが最初から順位を落としました。キャンバーの土手からグランドに降りる斜面が石を埋め込んだコンクリートで前輪への衝撃が激しく抜重をミスするとホイールを損傷しそうです、後ろでは落車の音が聞こえたので走りながら「あそこでこけるとダメージが大きそうっすね」と選手同士で話しながらレースを続けました。コースは枯れた長めの芝で路面の凹凸が覆われていて、重いのと地面が見えないのが不気味な感じでしたが、次の落車は思いもせず突然やってきました、タイトコーナーの連続部分で前の選手をパスしようと少しラインをずらしたところ一瞬でグリップが抜け落車しました、身体のダメージは無かったのですが、右コーナーでディレーラーを打ったようでこれ以降は踏み込むと変速が ガチャガチャ上がり下がりを繰り返してまともには踏めなくなってしまいました。
長い芝の直線も立ち上がりで置いて行かれる事が多く前の風よけに入れず影響を考慮して下ハンで走行しました。コーナーの安定が欲しい所も下ハンで走っていましたが今度は前方不注意でミスコースしてテープに突っ込みそうになり順位を落としました。
合計落車3回、ミスコース1回とミスの多いレースとなりました。
試走後に長いストレートの芝を楽にしたいと空気圧を上げたのもミスの原因を作った気がします。

結果

28位/34人出走(2名DNF)AjoccPt:12pt/ME3
ラップタイム ①7:53 ②6:58 ③6:53 ④6:45

写真:k.kazumaさん

考察

初めてのコースで前日試走が出来ない時に、朝の試走で何を見れば良いかを考える必要があります。(ぼーっと走っていては駄目ですね)
①安全に走るための確認(主催者の試走目的)
②路面傾斜(大きな傾斜と見落とす細かな傾斜)
③苦手な場所と得意な場所(相対的に遅い場所と早い場所)
④加速出来る場所(路面状態に注視)
⑤ラインを外した想定(いくつかラインを変えて走ってみる)

ミスが目立ったレースでした。では何故ミスをしたかを考え改善できる所まで落とし込まないと進歩がありませんが、今回最も影響の大きいのはレース後に多くの人は認識出来ていた「芝エリアがすべりやすい」というイメージが無かった事が根本原因だと思います。枯れた芝は倒れていて千切れた枯れ芝は確認しずらく、砂の様に簡単に滑ります。皆が通る走行ラインは切れた枯れ芝が少なくグリップしますがラインを外すと滑りやすい、周回を重ねるほど枯れ芝が溜まって酷くなるという事への意認識不足です。
レース中にも周囲の落車状況を見る余裕があれば気が付いたと思います。走る事だけに必死になるのではなく周囲や路面変化に気を配れるように考えたいと思います。

忘備録:AJOCCポイント 2023.1.16
2023-24 ME3      24位(269pt/12戦)
23-24関東シリーズME3 23位(108pt/ 6戦)

1.17追記:土手のキャンバーにある上下移動について
フェイスブックの動画でマスケンさん(SHIDO)が足を止めずに普通に走っていた(2回目のアップダウン、1回目もペダルは止めているが減速せず惰性もも利用していてスムーズ)、自分は下る前にペダリングを止め登り斜面で踏み込んでいたと思う。止めずにクリアしたほうが楽で速い。こういう部分に差が出るお手本(動画:サイチンさん撮影)
https://www.facebook.com/100004213629890/videos/1074265320428529


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