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【蓮ノ空感想文】混乱の先に差した光 〜こじらせオタクが蓮にハマるまで〜

#蓮ノ空感想文
9,198文字

要約:
最初はアニメに偏見を持っていた私ですが、「ラブライブ!サンシャイン!」に心を奪われ、その後「蓮の空」という新しいプロジェクトに深く惹かれていきました。「サンシャイン!」での感動と「蓮の空」での新たな出会いは、変化に対する苦手意識を乗り越えさせ、アイドル文化における「伝統」と「新しさ」を受け入れるきっかけとなりました。キャラクターの卒業や新メンバーの加入といった変化を受け入れながらも最終的には「蓮の空」のコミュニティに居場所を見出し、新しい形の愛情と幸せを感じるようになりました。この旅は私のアイドルへの情熱、個人的な成長、そしてコンテンツとの絆を深める過程の物語です

ChatGPTさんによる要約を筆者が適当に編集

いいわけのような書き出し

正直なことを言えば運営の人に見てもらって、配信やいろんな機会に取り上げてもらえたら嬉しいし、いつも私の生活を楽しくしてくれているキャストさん、運営さん、リンクラを作ってくれている皆さんに感謝の気持ちを伝えたい。
そのために耳障りのいい言葉だけを並べることもできるし、だれにも角が立たないことも(一応文章は得意なので)できないことはないかもと思った
でもこれは私のNoteだし、たとえそれが取り上げられなかったとしても、私の本当の気持ちをどこかで書いておきたいと思う。
いつもは論文ばかり書いているので、ウィットに富んだ文章は書けないかもしれない。
あとすでに配信で話しちゃったことも含まれるし、もしかしたら一部他のコンテンツを(結果的に)ディスることになってしまうかもしれないので、もし不快に思ったらごめんなさい。
私はいつも「好きなものは人それぞれ」だと思っているので、これは私個人の感じ方だと思ってくれると嬉しいです。と、散々いいわけを並べ立てましたが、そろそろ振り返っていきます。
もはや長文になる予感しかしないし、私は話を短くまとめるのが苦手なのはご存知の通り。
でも、私的にはそこまでの過程が大事だと思うのでとりあえずつらつらと書いていきますが、自分語りやイントロの不要で蓮の話だけ読みたい方は「伝統と新しさの間で」まで飛ばしてください

アニメへの出会いへの序章

こんなことを言うと怒られるけど、つい何年か前まではアニメを見ている人は「やばい人たち」だとずっと思ってた(笑)
子供の頃はもちろんアンパンマンとか見てたけど、もともとあまりテレビを見ない子供だったので、中学生以降はあまりアニメを見る機会がなかった。
高校の頃もドラマはちょっと見てたけど、アニメはよくわからず、受験も忙しかったのでほとんどアニメを知らずに生きてきました。
ただ、何年か前に外国人の友達と話していて

「びんはいいな、日本語でアニメを字幕なしで見られて」と言われて、すごいショックだった!

私がいつもオペラとか見る時に何を歌っているのかよく分からず、イタリア語ができる人はいいな、直接意味がわかるしプロンプトも見なくていいんだもんね、と思っていたけど
考えてみるとアニメは日本が世界に誇るコンテンツ、それを私はネイティブの言語で見ることができるし、世界に先駆けて1番初めに見られるところに住んでいる

日本人なのにアニメを知らないなんて!

そんな損なことある?海外の人たちは字幕で何ヶ月遅れで見ているのに、日本にいてアニメを見てないなんてすごい損失。
イタリアにいてオペラを見てない、フランスにいて哲学勉強してないくらいの大損
そう気がついた日から私はアニメを猛勉強し始めました。
とりあえず身近なアニオタの人に聞き込み調査をして、その日にDアニメを契約して、とにかくアニメを見まくりました

ラブライブ!との出会いと運命のラ・フェス!

実はこの期間に色々あるんだけど、その部分は省略します
ともかくある程度アニメが分かり始めてきて、でもなんだかしっくりこなくて悩んでいる時に、とあるXで知り合ったコがこう言いました
「なんかさ、びんちゃんってきっとラブライブ!好きだと思うよ」
えっ、ラブライブ!あの民度が低いで有名な萌え絵の?
私、わりとアニメ大丈夫になってきたけど、あの絵は受け入れなさそうだし、ちょっと怖い人が多そう。
でも、彼女はいままで見事に私の性癖を言い当ててきたので(笑)
じゃあ、せっかくだから1話だけでも見てみようかなと気軽に見始めました

やばい、やばい、泣いた

もうあっという間に1期を見終わり、2期に進み
気がついたら4日間で3週無印を見ていました。
こんなにまっすぐでこんなに素敵なアニメ、あったんだ
と、もうその日からすっかり寝ても起きてもラブライブのことばかり
ラブライブ!をもっと見たい、もっと知りたい
そう思って古老のラブライバーの人に「私はどうしたらいいですか?」とアドバイスを求めたら
そのオタクさん、満面の笑みを浮かべこう言った

「とにかく、このForever Editionを買いなさい。できれば3セット買いなさい。近く前人未到のライブがあるから」

ラブライブ!9th Anniversary Blu-ray BOX Forever Edition

「このセットをポチる?ん、5千円か。まあまあするな。えっ、ちょっと待って、5まん8せんえん!!!」

まあ、今の感覚からするとラフェスならそのくらいはするかなと思うけど、当時はまだにわかオタクだったので、その人の感覚(μ'sの最後のライブに参戦するために30万突っ込んだ)に戦慄を覚えました
でも「絶対に行った方がいいから、あとで絶対後悔する」ってなんだか変な宗教の勧誘みたいなセリフに、おもわずポチったよね。フォーエバーエディション
でも、無事に当選してSSAでライブに参加したら、本当にその人の言うことを信じて良かったと心から思った。ラフェス最高だった!(語彙力)
ラフェス。正確には「ラブライブ!九周年記念フェスティバル」
そして、その決断が大正解だとその直後に思い知ることになった

サンシャインの沼とコロナの逆風

なかなか蓮に辿り着けなくてこんなペースでいいのかと思ってる
今心の中では若干巻き気味に話を進めているけど、ごめんごめん、なかなか前に進めなくて。
ところで今もあのタイミングで「よし、ラフェスをやろう!」と決断した人、本当に歴史的偉人、大天才、神にも等しい偉業を成し遂げた人だと毎日朝夕に感謝の踊りを捧げてる(大袈裟)
ラフェスが行われたのが2月、そして3月からはコロナが猛威をふるいそれ以降のライブは全てキャンセルになった。もしその人が
「ま、フェスは十周年にやろうかな」と思ってたらもう無理、ゲームオーバー、あのようなフェスは最近までできなかったかも
絶妙のタイミングでの入沼、そしてDVDボックスの購入、そしてラフェスというこのコンボが入らなかったら、私の今のラブライブ!人生はありませんでした
そんなわけで、その後、そんな逆風が吹き荒れることを全然しらずに私はラフェスで、ちょうどその頃見始めていたサンシャイン!にハマり、その日から寝ても覚めても「サンシャイン!サンシャイン!」と言い続ける生き物になりました。

聖地ってこんなに聖地なの!

この作文は蓮向けなのでこの辺りはごっそり割愛するけど、とにかく初めて沼津に「聖地巡礼」した時の衝撃がすごかった
いままで「聖地巡礼」って言葉は聞いたことあったし、ガルパンの聖地とか賑わっているらしいね、くらいは聞いたことがあった。
ただ、まあ、物語の舞台になっているところにいって「へえ、ここがモデルなんだね」くらい言い合う「旅行」くらいの感覚しかなくて「聖地なんて大袈裟だな」と思ったりしてた
でも、実際に沼津に行ってあの三津海水浴場に立った時は、本当に冗談じゃなくて涙が止まらないほど感動しました

西浦三津海水浴場(筆者撮影)

「ここ、知ってる!見たことある!あそこで千歌ちゃんと梨子ちゃんが海見てた!」

なるほど、これが聖地巡礼なのね
こうして、アニメの世界が実際の世界と交差する!これは尊い
確かに聖地を自分の目で確かめて歩く旅、聖地巡礼だなと心から実感した
そうか、こうやって楽しむんだ。
アニメの世界はアニメだけじゃない
こうして聖地にくればサンシャインの世界に会えて
そしてサンシャインの好きな人たちと会えて
実際に自分の目と手で触れることができる

なんて楽しくて、なんて尊いんだって心から思いました

長い混乱と暗闇の果て

ここから先はちょっと気が重くて、辛いことが続くので手短に
私がサンシャインにハマり、コロナの中聖地巡礼に行っている間にも
世界の状況も、そしてラブライブ!自体でも逆風が吹き続けていた

サンシャインはほとんど開店休業状態
予定されていたドームツアーも中止、念入りに計画された五周年記念の野外ライブも静岡県知事によって中止に追い込まれ、とにかくありとあらゆるライブが中止に追い込まれた
別に進んでいたユニットライブも中止
「いつでも行けるから、まあ福岡は行かなくてもいいか」と思っていたCYaRonの福岡公演を最後にユニットライブも長い間中止になっていた。
(「推しは推せる時に推せ」という格言をその頃は知らなかった)

ずいぶん長いインターバルのあと、やっとセイントスノーのライブが「全員着席、市松模様、声出し禁止」という厳しい制限の中行われ、その後も声出し禁止の状態でそれぞれのユニット単位のライブが行われていたけど、都市部の大きな会場ではできない状態が続いてた
サンシャインのファンが多いことが完全に裏目にでちゃった結果になった時期でした

虹の方向性への疑問

そして、ラフェスの時まで追いかけてた虹もだんだん雲行きが怪しくなってきていた
今もXで交流のあるフォロワーさんは意外かもしれないけど、実は私も最初の頃は虹を熱心に追いかけていたことがあったし、なんなら1stのライブは見に行ってた
スクスタ(かな)にも虹の曲はよく流れていたし、
アニメも3話までは結構リアタイして見ていた
そう、あの3話までは

虹学を見ている人は知っていると思うけど、虹の3話には今まで聞いたことのない新しい展開があった
それが 侑がせつ菜に向けて放った

「だったらラブライブなんて出なくていい!」

というセリフ。思わず耳を疑ってリアタイ後にDアニメでもう一度確認しちゃった

ラブライブにでなくていい! て、 
ど う い う 意 味 ?

あ、わかってるわかってる。虹学のみなさんが猛然と私に言いたいことはわかってる。虹学はそういう作品だし個性を重んじてるんでしょ
うん、それはもう好みの問題だからなんとも言えないけど

ただただ、悲しかった
サンシャインが動けない今、ニジガクだけが希望だった
サンシャインが動けるようになるまで、ニジガクを追いかけていこうと思ってたのに
ラブライブを目指さないってどう言うこと?

私は上級アニメ好きじゃないから、そんな新しい変化にはついていけない
今まで通りラブライブを目指して欲しかったし
今までμ'sやAqoursが築いてきた伝統を守って欲しかった
もしかしたらそんなものは「陳腐」なのかもしれないけど
変化に弱い私はその日を境にまったく虹学を受け付けなくなってしまった

スーパースターへの期待の高まりと失望

今思うと、結構無理はしていたと思う
虹学の一件があったから、正直スーパースターに期待していた
このサンシャインが動けない今でも、虹学が新しい路線に進んだとしても
スーパースターだけはラブライブの伝統を守ってくれると思っていた
だから、シリーズが始まった時には過度にテンションを上げてた
かなり無理して「好きにならなきゃ」と思っていたと思う
でも、実際に1期はわりと受け入れられたし
まだ始まったばかりのLiella!はファンもそれほどいなかったので
全国の小さな箱でライブツアーができたし、
私もそれこそ北は北海道から、南は福岡まで追いかけて行った
Liella!がだんだん好きになって行った
りーちゃん推しになり中国語を勉強し始めた
中国のりーちゃんのファンと交流がはじまり
だんだん全てがうまく回りはじめていたと思っていた

5人で作られたスーパースターの星

最初は戸惑ったけど、考えてみると5人も悪くないね
こうやって星も作れるし
人数が少なくてもこれはこれで受け入れられる
ずっとこうやってサンシャインとスーパースターは推して行ける!
そう思った矢先に発表されたのは「5人体制の廃止」「新入生の追加」だった
私、バカだよね
新設校という時点ですでに告知されているようなものだったし
そもそも5人と言う数字がそれを物語っていた
だけど、だけど、
やっぱり私は受け入れられなかった
「5人でLiella!」ってずっと1年間言ってきたし
やっと、それを受け入れられるようになったばかりだったのに
人が増えるの?
そんな急カーブを曲がることできないよ
感情、崖から転がり落ちちゃうよ

せめて、せめてあらかじめ知らせてくれてたら
1年後には人が増えるよ
5人でLiella!はいまだけだよ
もう少し気持ちの整理もついたかもしれない
でも、そんな重要な設定をサプライズにされて
「やったー!推しが増えて嬉しい!」
なんて柔軟性は私には全然ない
もうレンガのようにガッチガチな私の柔軟性のなさ

結局、またしても私は大阪での5人の公演を最後に
少なくてもスーパースターを追いかけるのをやめてしまった
(りーちゃんとなこちゃんはまだ個別に推してる)

伝統と新しさとの間で

結局、私はシリーズの中で(無印を除けば)サンシャインしか受け入れることができなかった
保守的な私は変化に着いていけなかった
あたらしいシリーズを追いかけたかったのに

虹の「ラブライブをあえて目指さない」という方向性も

スーパースターの「唐突(に私には見える)な増員と変化」にも

着いていけなかった
だからもう、諦めてた
もう、ずっとサンシャインだけでいいとすら思っていた。
私が推していくのはサンシャインだけ
ずっと沼津の地元愛とともに。

他の人たちが他のシリーズに流れて行っても、私はサンシャインに残る
もし、何かの奇跡が起きて私をあたらしい世界に連れて行ってくれるならともかく

伝統と新しさの問題は両立できない
卒業やメンバーの追加と愛着は両立できない
私はずっとこのままサンシャインの世界の片隅にひっそりと暮らしていこう
ずっとそう思っていた

だから、まさか蓮がその全ての問題を解決して、私を幸せな世界に連れて行ってくれるとは夢にも思わなかった

蓮には何も期待していなかった

蓮にはじつは何も期待してなかった
シリーズの発表があった時に
たまたま舞台が実家のある金沢で
しかも実家のすぐそばの卯辰山展望台が聖地認定されて
少しだけ驚いたけど
配信アプリベースという内容で

「多分また着いていけない新しい変化だな」

と諦めていた
リンクラは一応インストールしたけど
特にストーリーも見ていなかった
アニメもはじまらなかった
きっと私には関係ない、ずっとそう思っていた

異次元のハス

そんな中、運命の「異次元フェス」が訪れた
正直、異次元フェスは気が重かった
Aqours以外は興味ないし
ましてやアイマスはぜんぜんわからない
だけど、くるくるロックンロール以来Aqoursの供給は途絶えていた
だから、少しでもAqoursが見られるならいこうと思った

案の定、ほとんどサンシャイン以外分からなかった
でもちょっと意外だったのは
蓮、思ったより人気ある」ということだった

正直、蓮はいつまでもアニメにならないし、アプリベースではそんなに興味を持つ人いないんだろうな
だから、蓮の出番でもそれほどみんな盛り上がらないだろうなと思ってた

でも実際にスリブや蓮のユニットが出てきた時に
その反響の大きさに圧倒された
こんなに蓮を好きな人がいるんだ・・・
そしてその時にそのユニットが歌っていた「Holiday ∞ Holiday」という曲が妙に耳に残った
ん、なんだかいい曲だな

月火水木金土日、毎日がHoliday

「Holiday ∞ Holidy」作詞:ケリー 作曲: 桃宇アリサ・めんま

帰ってspotifyで探して見たらスリーズブーケの「Holiday ∞ Holiday」という曲が見つかった

毎日毎日「Holiday ∞ Holiday」

スリブが心のど真ん中に突き刺さった
もう、正真正銘ドストライク
spotifyで他の曲も聴いた
3曲くらい聴いたところで「これは推せる!」と確信した
なんちゃん(夏川椎菜さん)もそうだけど
本当に好きになれるアーティストさんの曲は2−3曲でわかる
続けて聴いても無理せず心から好きって言えるし
ずっと聴いていられる
その日から私の「Holiday ∞ Holiday」のヘビロテが始まった
朝から晩まで「Holiday ∞ Holiday」
毎日がホリディ
やがて、ヘビロテしている間にドルケやみらくらの曲も聞くようになった

めくりめくように好き好きクラブへ

その頃ちょうどサンシャインの聖地である淡島マリンパークが閉園になるいうニュースが飛び込んできた
ずっと躊躇していた淡島ホテルに泊まろうと思い予約した
でも、淡島ホテルは島なので夜は何もすることがない
だから、リンクラのストーリーを読み始めた

実を言うと最初はカンカンの声が苦手だった
あと瑠璃乃ちゃんも派手すぎてなんだか無理かもと思っていた
あと、綴理先輩もなんだかよく分からなくていまいちって思っていた

だけど、ストーリーを読み進めていくにだんだん気持ちが変わってきた
るりちゃんの精一杯虚栄を張っているけど実は優しくて、本当は繊細なところ
綴理先輩の天才ゆえの苦悩と、本当は寂しい心
慈ちゃんのツンデレだけど思いやりに溢れた優しいところ
さやかちゃんのまっすぐなところ
花帆ちゃんの一生懸命なところ
梢先輩の芯の強いところ

キャラクターの性格がわかっていくうちにどんどん好きになって行った
カンカンの声がいつのまにか「なんて可愛くて愛おしいんだろ」って感じ始めた
「せーはす」も楽しくて、キャストさんの意外な一面が見られて金曜日が楽しみになってきた
いまでは毎日「ミルク」を聞くほどみらくら推し、瑠璃ちゃん推しになった
カンカンの明るくて可愛いところも今は大好き
いつのまにか私「好き好きクラブのみなさん」になっていた
少しずつスクステも練習してだんだんうまくなってきた
今はすっかり蓮が箱推しになってしまい
毎日朝から晩まで蓮のコンテンツのことを考えるようになっていた

蓮が解決してくれた「伝統」と新しいさの問題

なぜ、私は蓮は受け入れられるんだろうと思うことがある
私が思う蓮の最も優れている点は
蓮が「卒業することは当たり前」だということ
そして「伝統はずっと受け継がれていく」と言う設定があることかもしれない
卒業することが当たり前、というのが優れているというのは逆説的だけど
例えば今年、沙知先輩は卒業してしまう
それはとても残念だし、悲しいこと
でも蓮はずっとその後もリアルタイムで動き続ける
スクールアイドルの儚さって
学園生活の中で部活としてやっていくこと
ある年はラブライブ!に優勝できるかもしれないし
ある年は優勝できないかもしれない
1年生で勝ち上がって行ける時もあれば
3年間結局結果が残らないこともあるかもしれない
でも彼女たちの残した努力はいつまでも消えない
きっとこれからも
スリブ、ドルケ、みらくらは後輩たちに受け継がれていく
いつか、のんちゅけやかんかんやキャストのみんなも
卒業する日がくるかもしれない
そんな日が来ることは考えたくないけど
でも、だからこそ卒業までの1日1日が愛おしいし
その毎日を一緒に大事に積み重ねていきたい

こんなふうに蓮は「卒業する」ということを前提につくられているので
私は急激な変化をある日突然感じなくてもいい
みんなの3年を有意義につかってほしい
大丈夫、私はあらかじめ教えてくれてたら対応できる
もしかしたら慈ちゃんはラブライブシリーズ初の留年するかもだけど
「リアルタイムで物語が進んでいく」
というのは私にとって心の準備を整え受け入れていく上でとても重要なポイントで
蓮がシリーズの中でもっともうまく行っているように思ってる
無印やサンシャインは卒業ですべてをおしまいにした
それはとても美しいし、いまでもそのエンディングは間違えてないと思う
だけど、時間の流れの中でコンテンツは凍りついてしまった
もう時間は戻せないし、あらたな人を入れることもできない
「卒業問題」はラブライブシリーズの中でも1番難しい問題だと思ってる
でも、蓮はその問題を軽々と乗り越えてきた
高校を卒業するのは当たり前
だからこそ高校の思い出は美しいし、大切に思える
ずっとずっと高校に居続けることもできないし
「卒業問題」なんて思うこと自体がすでに間違えているよ、と蓮は教えてくれた

だからこそもう一つの「伝統」という言葉がすごく生きてくる
スリブ、ドルケ、みらくらが代々引き継がれていく「伝統」であること
だから中の人たちが変わっても、私たちの大好きなユニットは消えない
もちろん、いつかスリブが花帆ちゃんや梢先輩ではなくなる日もくるのかもしれない
だけど、私たちにはそれを受け入れる時間と
こころの準備をする時間がある
また来年、桜を見る頃には変化が起こると思う
だれかが卒業し、だれかがまた入ってきて
でも私たちの好きな全てのユニットは生き続き受け継がれていく
それをもしも「伝統」とよぶのならば
これはいままでのラブライブの中でなかった大発明だと思う
私たちはもしかしたら4月には、新しいメンバーを
私たちの大好きなスリブ、ドルケ、みらくらに迎えることができるかもしれない
今まではずっと「この9人でAqours」にこだわってきたし
これからもそれはきっと変わらないけど
蓮ではキャストやメンバーが入れ替わったとしても
「伝統」が私たちを守ってくれる
これは単に心の持ちようの問題かもしれないけど
こうして私の気持ちとこだわりを優しく守ってくれた
蓮の設定とイノベーションに感謝してます

エンディングみたいな感謝の言葉

ラブライブサンシャインの供給が途絶えて、
ずっと最近感情迷子になっていたけど
蓮に出会えたことで、また毎日が楽しくなってきた
蓮はアニメの時間に急いで家に帰る必要もない
どこでもリアタイできるし、アーカイブも残っている
ストーリーもお仕事の合間とか、
電車に乗っている時とか
ベッドに入って眠りにつく前に少しだけ見て
幸せな気持ちになることができる
スクステも下手くそだけど少しずつわかってきて
せーはすとか振り返りとか4コマとか
まるで四万十川の流れのようにたくさんの供給があって
毎日、たくさんの幸せが届く
Xでもたくさんの好き好きクラブのみなさんともつながって
たくさん蓮の話をして、たくさん笑ってた

ラブライブサンシャインの供給が少なくなって
一時期はすごく毎日泣いてた時期もあった
だけど
今でももちろんサンシャインは大好きだけど
今はもう供給がなくて寂しくなることはなくなった
毎日の生活を蓮がみたしてくれているから
ゆっくりまたサンシャインの提供がくるのを待つことができるようになった

みらくらじゃないけど

真っ白な温もりをありがとう、私の居場所を今日もありがとう

そして蓮を支えてくださっているキャストさん、運営の方、アプリを開発運用してくれているみなさん。
素敵な楽曲を作ってくださるミュージシャンの皆さんと、素敵な歌詞を書いてくれる作詞家の皆さん
ケリーさんと大好きな畑亜貴先生
そして蓮のメンバーと物語全てに感謝を
蓮と出会えてほんとうによかった
これからもずっとずっと
蓮の空好き好きクラブの一員でいさせてください

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