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『最強無敵スーパーウルトラ神神神合作』の制作進行について

最強無敵スーパーウルトラ神神神合作をどのように進行したかを書きます。合作の企画を考えている人は参考にしてください。大した内容ではない。


■概要

1月3日、角煮サイダ一さんと合作企画について話し合い、「面白い感じ」「参加者同士でアイデア出し合って作り上げていくような合作」という方向性で始まりました。
3月の晒しイベントに間に合う程度の「お気軽」規模の合作として進めましたが、各参加者が積極的に動いてくれたので、なかなか骨太な合作になりました。

■運営体制

合作の規模から、基本的に言い出しっぺの僕一人で進行しました。一応、角煮サイダ一さんに副主催的な立ち位置でいてもらうようお願いしました。

■スケジュール

  • 1/10まで:参加者招待、候補メドレーリストアップ

  • 1/10:メドレー決定アンケート

  • 1/15:担当パート決定アンケート

  • 1/16:製作開始

  • 3/9:締め切り

  • 3/19:投稿

投稿方法ですが、この合作はパートの切り替わりが早く、ライブ公開ではコメントが追いつかないだろうと思ったので(公開後にタイミング調整されるにしても)、普通の予約投稿にしました。
告知は3日くらい前にするかサプライズ投稿にするかアンケートしたら後者になりました。告知のメリットは、投稿直後に視聴数が伸びやすいこと。サプライズ投稿のメリットは直前まで投稿時間を調整できること。実際サプライズ投稿で良かったです。当日まで作業に追われていたし、予感してた通り音MAD大喜利3が来たので、予定していた21時から早めて20時投稿に変更できました。ただし今回は後述のクロスワードがあったので、投稿30分前に告知を行うことになりました。

■参加者

人数は僕一人で対応できるであろうギリギリの20人にしました。

■メドレー決定

参加者で候補を出し合ったあと、Google フォームのアンケートにより「アミュデザ」に決定しました。ほとんどゲームの曲で構成されているので、アニソンやボカロに比べて自由度が高く作りやすかったと思います。

アンケートは1人1つではなく複数選択できるようにして、最も票数の多いもので決めました。

■パート決め

これは多くの合作同様、第3希望までアンケートを取り、第1希望がかぶった場合は話し合いで決めてもらいました。また、アンケートの時点で希望が無い場合や2パート目以降の取得は、あとから空いているパートを申告してもらうようにしました。

■禁止素材の明示

  • いわゆる削除素材、開示素材

  • 特定の個人や団体を意図的に攻撃・非難する内容

↑の2つはどの合作でも共通だと思いますが、本合作ではさらに↓の2つを禁止素材として明示しました

  • R-18G(人の糞尿、性暴力など)

  • 特に不快感を感じやすいと思われる素材(HowToBasic、R-18MMDなど)

あの合作のあのパートのことじゃねーか!と思われたかもしれませんが、大切なのことなので出します。明示した理由は、合作中にこれらがいきなり出てきて途中でブラウザバックされ、それ以降のパートが見られないことを避けたかったからです。
しかし、表現の制限にもなるので、線引はとても難しいです。特に2つ目の基準はかなりいい加減。野獣先輩はダメなのか、あいまいみーのミイちゃんの「じょばー」はダメなのか……

■目標マイリスト数の設定

メドレー決めアンケート時に、合作投稿後一週間で達成したい目標マイリスト数も聞き、その平均値を提示しました。

うそだろ 信じられれん

目的は、制作モチベーションアップと力の入れ具合の共通認識化(うまい言葉が出ない)でした。
実際には主催者が参加者招待の段階で設定しておいたほうが良いと思います。それが参加するかどうかの指標の一つになると思うので。

■進捗確認

締め切り1ヶ月前から1週間毎に確認し、参加者にリアクションをつけてもらいました。音信不通な人がいないかの確認が目的でしたが、みんなしっかり反応してくれて問題ありませんでした。

■まとめ確認

音声/動画まとめの確認もメドレー・パート決めアンケートと同様にGoogleフォームを作成し、そこに修正点などを回答してもらうようにしました。理由は、匿名ならパートの担当者を気にせず問題点が指摘しやすいと思ったからです。
1日ほど経過したら集まった回答をもとに僕が修正し、どこを修正したのかを明記した上で次のまとめとフォームを出しました。これを3回ほど繰り返したら問題点が無くなったので完成です!

確認事項は以下

  • MAD部の音量が原曲より 小さい と思うパートがあれば教えて下さい(パート番号と曲名)

  • MAD部の音量が原曲より 大きい と思うパートがあれば教えて下さい(パート番号と曲名)

  • 映像が音声より 早い と思うパートがあれば教えて下さい(パート番号と曲名)

  • 映像が音声より 遅い と思うパートがあれば教えて下さい(パート番号と曲名)

  • 全体的に違和感を感じるところがあれば教えて下さい

  • 他に何か気がつくところがあれば教えて下さい

特に音量差は、ずっとまとめ作業していると音量感覚がおかしくなってくるので大事でした。音ズレの指摘は全くありませんでした。
ちなみに、原曲の長さをいじってるパートが多数あったため、テンポグリッドを無視した調整が多くて大変でした。

■サーバ内のチャンネル

  • パート取得:まだ空いているパートを取得するときに「◯◯パートやります」と宣言するところ。早いものがち

  • サムネ・タイトル案:サムネ・タイトル案を出すところ。もはや大喜利状態になっていた

  • アイデア会議:合作内に盛り込みたいアイデアを出すところ

  • 参考動画:こんな感じの内容作りたいな~という動画を貼るところ。あんまり使わなかった。

  • ネタ動画共有:良さそうな素材を貼るところ。ここに貼られた素材を使うときは「これ使います」と宣言する(かぶり防止)。

■告知クロスワード

参加者をクロスワードで告知しようという話になったので、みんなで作りました。思ったよりTwitterのタイムラインが盛り上がってよかったです。30分じゃ短かったので1時間前の方がよかったですね。
最初に参加者名の部分を作成(ある程度の部分はクロスワードギバーというソフトで自動生成)し、残りを音MADに関する言葉で埋めました。

締め切り後に急いで作ったので、Twitterで告知したものは少しミスがありました。修正版貼っておきます。

15x21マスのクロスワードをWeb上で遊べるようなサイトや仕組みが見つからなかったのですが、Webプログラミングできる人なら簡単に作れそう。なありさーーーん?

【3/30追記】なありさんがやってくれました神神神


■サイト作成

ガヴめっどをまねしてGoogleサイトで作ってみました。Webサイトの知識が全く無くても作れたのが利点ですが、表現の自由度は少なかったです。

■その他気をつけたこと

  • 締め切り後は僕の作業スケジュールをこまめに提示しました(「明日は不在です」「明日は~します。」「残りの作業は~です」など)

■反省点

年末の音MAD10選の熱が冷めないまま勢いで立ち上げたんですが、もうちょっと計画的にしたほうが良かったですね。

  • 参加者招待の前に企画の内容・スケジュールをもう少し練った方が良い

  • 参加者数とパート数はもっと合わせたほうが良い。終盤の空きパート埋めが大変だった。参加者が積極的にやってくれたので本当に助かったが、本来は主催の責任。使用メドレーも企画段階から決めておいたほうが良い。

  • 提出締め切り → 投稿まではもっとあった方が良かった(今回の合作の規模だと2週間くらい)。大学生ならともかく、僕はもう労働者なので、音声/動画まとめ、サムネイル作成、一部空きパート埋めを一人でやるのはかなりギリギリでした。有給を2日使いました。やっぱりこの規模の合作でも、音声/動画の締め切り日・まとめ担当は分けたほうが良い

合作の進め方については以下の記事も参考に

以上です

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