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バンコク黙示録+

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現在単体で(1)~(3)まである「バンコク黙示録シリーズ」まとめ。 「スクンビットに麻薬マフィアを探して」「バンコクの殺人現場に行ってみた」も追加。
バンコク黙示録シリーズ(1)~(3)のNOTE単体の単価はそれぞれ500円なので合計1500円とな… もっと詳しく
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バンコク黙示録2010(2)

◎2010年5月2日あたりのバンコク 「デジカメ片手に」と書いたが、5月2日時点でのサラデーン駅周辺のような、特殊な状況下にある場所でのカメラの取り扱いには最大限気を使ったつもりだ。  まず、カメラをバッグから取り出す時は、警備中の兵士や警官の目に入りやすいところでゆっくりと取り出した。そして手に持ったカメラはなるべく「カメラ持ってます」と周りに見えるようにした。また、写真を撮る時も兵士や警官の視線の死角に入らないようにした。  何故このように振舞ったかというと、急にし

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バンコク黙示録2010(3)

2010年5月9日あたりのバンコク  5月9日もサラデーンに行くが、歩道を一応封鎖してあった鉄条網も脇にどかされ、ルンピニー公園の周りには、赤シャツ隊の自警団がチュラロンコン病院に侵入したことを詫びる旨が印刷された垂れ幕がかかっていた。  この件について簡潔に述べると、赤シャツ隊自警団を率いるセート・デーン(あえて訳せば「赤の参謀」)ことカッティヤ・サワディポン少将が部下に命じたのだが、それを穏健派代表のナタウット氏が公式に謝罪したという経緯がある。  つまりタカ派の尻

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