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Needs Roll Player

いよいよ、ドラフトまであと1日となりました。今年はMock Draftを作る時間はなさそう(というか考えても分からない)ので、その代わりに今のチームに必要な選手をタイプ別に幾つか挙げてみます。特に今年はDay3の指名権が8個もあるので、ロールプレイヤーはこれを有効活用していきたいところです。

1 ディープスレッド【WR】
昨日のエントリーでも話した、フィールドを縦にストレッチ出来るレシーバー。
Dalton Kincaid、Kaiir Shakir、Curtis Samuel、Dawson Knox、James Cook、Ty Johnsonとショートからミドルレンジをアジリティで勝負できる選手が複数いるので、彼らの主戦場となるゾーンを開けるためにも、縦にフィールドを引っ張れるレシーバーが必要だと思います。

中でも注目なのは、TexasのXavier Worthy。コンバイン40ヤードで史上最速を記録したスピード狂ながら、レシーバーとしてのプレーもハイクオリティ。
ルートランの技術とセパレート能力は候補生の中でもトップクラスで、どこからでも一発TDを持っていける可能性を秘めた選手。前回のエントリーでは指名候補に挙げてませんでしたが、この視点で考えれば彼ほどピッタリ当てはまる選手はいないです。

現に、ここになって彼をWRの候補4番手に挙げる声も大きく、BUF周辺でも指名候補として有力になってきた印象です。

候補
・Brian Thomas Jr.(LSU)
・Troy Franklin(Oregon)
・Xavier Worthy(Texas)
・Dezvontez Walker(North Carolina)
・Roman Wilson(Michigan)
・Marquez Valdes-Scantling(FA)

2 パワーバック【RB】
James Cookが1000ヤード超でプロボウル選出と、ひとまずRB1の役割は果たしたかに見えますが、彼一人で大丈夫と満足しているファンは少ないでしょう。

現に、クックのラッシングTDは2つで、インサイド5ではひとつだけ。
そもそもゴール前やショートヤーデージでのラン起用自体が少なく、たいていはLatavius Murrayの起用で彼のランかJosh Allenのスニークや彼を押しての一揆か。

シーズン終盤にはLeonard Fournetteを補強するなど、今のオフェンスにはこの分野でのスペシャリストが必要になります。
そのマレーやフォーネットとも現時点で再契約はしておらず、クックを補完できるパワーバックはどうしても必要となります。

ドラフトプロセスでも、そういうタイプの選手と積極的に接触しており、3日目で誰かしらを指名したいところ。仮に指名がなかった場合はFAでの補強が必須となってますが、そろそろ腰を据えてクックとのダブルエース起用できる選手を獲りたいので、ドラフトでの指名優先したいですね。

候補
・Braelon Allen(Wisconsin)
・Audric Estime(Notre Dame)
・Trey Benson(Florida st.)
・Dillon Johnson(Washington)
・Ray Davis(Kentucky)
・Isaiah Davis(South Dakota st.)
・Frank Gore Jr.(Southern Miss.)
・Dalvin Cook(FA)
・Ezekiel Elliott(FA)
・Latavius Murray(FA)

3 Pass Rush Specialist
昨季、チーム守備はサック数でリーグ4位、QBプレッシャー率リーグ6位とを記録し、両方リーグ14位だった前年から大きく改善しました。
しかしながら、10サックを記録してその屋台骨を支えたLeonard Floydは移籍しました。
フロイドの後半のパフォーマンスを考えると、ほぼ透明人間だったVon Millerがある程度やれれば、この穴は埋めれると思うのですが、いかんせん今年35歳の選手。将来的なプランとは出来ず、他には全くいません。

毎年12-15サックを稼ぐ選手が一人いれば随分と違うと思うのですが、今年のドラフトでそのような選手を引き当てるのはまず無理。Day3でパスラッシュスペシャリストを当てるというのが現実路線かと思います。

昨年のフロイドのように、6/1以降にFA選手を呼んでくる可能性もありますが、2と同じく、腰を据えて若い選手を育てたいところです。

候補
・Chop Robinson(Penn st.)
・Chris Braswell(Alabama)
・Jonah Ellis(Utah)
・Xavier Thomas(Clemson)
・Javon Solomon(Troy)
・Mohamed Kamara(Colorado st.)
・Jalyx Hunt(Houston Christian)
・Carl Lawson(FA)
・Yannick Ngakoue(FA)

4 Punter
Punt Godの夢が終わり、残ったのは微妙なベテランが2人。

5巡が3つ、6巡が2つ、7巡がひとつあるので、ここらを使って指名するのも面白い。
特に1世紀ぶりに大学の総パント距離レコードを破ったオースラリアンパンターのTory Taylorは距離、ハングタイム共に特Aランクでドラフトでの指名が予想されてる選手。26歳という年齢を差し引いても指名に値します。

候補
・Tory Taylor(Iowa)
・Ryan Rehkow(BYU)
・Matthew Hayball(Vandetbilt)

5 リターナー
今季、キックオフ時のルールが大改正。色々とややこしいけど、リターナーがレシーブしてリターンを始めるまでは他の選手は動けないというのが大きい。
これによる影響はまだ分からないですが、考えるにアクセルを効かせるより、走り出しからトップスピードに乗れる瞬発力のある選手が活躍できそう。

ただ、現時点でチームにそのような選手がいるかは疑問。昨季のリターナーを務めたうちDeonte Hartyは移籍、Ty Johnsonは残るも、オフェンスでの負担も増えそうなので、是非とも確保しておきたいところ。

まあ、ここは1で挙げた選手が兼ねられるとは思います。特にXavier Worthyはリターナーとしてもベストプロスペクトと評価されてます。

候補
・Daequan Hardy(Penn st.)
・Ainias Smith(Texas A&M)
・Lideatrick Griffin(Mississippi st.)
・Malik Washington(Virginia)
・Jamal Agnew(FA)

では、ドラフトでお会いしましょう。

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