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1つの考え方

監視システムに相談に来るのは、なにも誹謗中傷された本人だけではない。
誹謗中傷されている本人の身近な人たち、家族だったり、恋人だったり、仲間だったり。

誹謗中傷された人が悩んだり、苦しんだり、悲しんだり、残念ながら…亡くなってしまったり…。
それと同じように身近な人たちもまた、何とか助けてあげたい、楽にしてあげたい、普通の生活に戻してあげたい…と悩んだり、苦しんだり、悲しんだり…そして誹謗中傷された本人以外にも…この誹謗中傷のせいで亡くなってしまう人もいる。

なにげない、たった一言のせいで!

誹謗中傷された本人以外にも、多くの人の人生がメチャクチャにされている現実を知っている人は、いったいどれだけいるのだろうか。

休みなく誹謗中傷された人は、どんどん精神を病んでいく。自分さえも冷静に見えなくなる。

最初は、なんで?嘘でしょ?悔しい、こんなことしてないのにと思う。
それが繰り返し繰り返し誹謗中傷され続けるうちに、もしかして、自分は誹謗中傷されたことをやってしまったんではないか?自分が悪いのではないかと考える時間が増えてくる。

見たくないのに見てしまい、四六時中その事ばかり考えるようになってしまう。
学校にも行けなくなったり、仕事ができなくなったり。

そして、自分を責める毎日がはじまる。
私は、いるだけで人に迷惑を掛けてしまう。人として最低だ。誰にも信じてもらえないのは自分のせいだ。私は生まれてきて良かったのだろうか。生きている価値はあるのか。そして…私は死んだ方が良いのではないか…。

それでも時々、このままじゃいけない。しっかりしなきゃ…と冷静になることもある。必死に踠いて踠いて、以前の自分に戻ろうと努力もしている。

そして、誹謗中傷する人の中には、本当に頭の良い人もいて、実に『言葉』を巧みに操って、まるで真実のように作り上げる。

こうやって人は洗脳されてしまうのだなぁと恐怖すら感じてしまいながら監視システムで誹謗中傷対策を続けてきた。

その中で誹謗中傷されている人の家族や恋人、仲間などといった相談者から、良く聞かれることがある。

誹謗中傷された本人は、本当に書かれているようなことをしているんじゃないでしょうか?言っていることがあやふやなんです。何十回、何百回聞いてもハッキリしないんです。聞いてる私もおかしくなりそうです。どうしたら良いのでしょうか?

これは、誹謗中傷された本人はもちろん、相談している誹謗中傷された本人の身近な人も危険な状態に陥っている時のサインの一つです。

誹謗中傷されている本人だけでなく、見守って、助けようと必死な相談者たちも解決できないもどかしさ、悔しさ、悲しさ、無力さを感じで限界がきているのです。

実際には、それぞれの状況で対応は全く違うのですが、その中の1つの例です。

あまり誹謗中傷された本人に問いかけないでください。
今は頭の整理なんてつけらる状況ではないのです。
問いかければ問いかけるだけ追い詰めてしまいます。

どうしても知りたければ、普通だったころを思い出してください。

あなたと、どんな関係でしたか?あなたにしてくれたことはなんですか?楽しかったときを思い出してください。この事がなければ今どんな感じだったかと想像してみてください。

今は誹謗中傷された本人も、あなたも魔法に掛かっているようなものです。

今の状況下で、誹謗中傷された本人を判断しないでください。

大事なのは、この事が起きる前の誹謗中傷された本人が現実なのだ、惑わされてはいけない。だから、前のままの本人だと思い続けてください。
そうすることで、あなたは冷静さを取り戻し、今よりずっと楽になると思います。
そうすることにより、誹謗中傷された本人を守ることができます。

嘘か本当か真実を知りたいのなら、あなた1人で考えてみてください。

ひとつひとつ時系列で紙に書き出し、ひとつひとつ確かめていくことで見えてくるものがあります。ひとつ狂うと、そこからどんどん狂ってきます。まずは、どこがおかしいのを突き止め、そこから何度も何度も紙に書き出し続けてください。

どんなに『言葉』巧みに、操り、真実をねじ曲げようとしても、必ずどこかにボロはでます。

ひとつ大事なことは、誹謗中傷された本人は、本当に追い詰められたとき、ほんの一瞬、あなたに助けを求めてくることがあります。その一瞬を見逃さないでください。

そのとき、面倒だとか、キツいなとか甘えるなとか思わないでください。やっとの思いで、あなただから助けを求めています。

そのために、先に話したように、あなたが冷静にいることが必要なんです。
以前と変わらずに接してください。

そうでないと、一瞬にして心を閉ざしてしまいます。二度とあなたに本心を見せなくなります。守ってあげられなくなるかもしれません。

これは、本当にたくさんたくさんある中のほんの一部でしかありません。
全ての相談内容に当てはまるものではありませんので、ご理解お願いいたします。

これからも、本当の被害を少しずつ載せていき、誹謗中傷された人たちの気持ちを代弁していけたらと思っています。

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