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【神奈川のこと101】4年ぶり開催(大和市/北京飯店)

2023年12月と2024年1月、怒涛の2ヶ月が終わった。ここでちょっとだけ昨年のことを振り返っておく。

よってこれを書く。

平成22年(2010年)に、我が母校、東海大相模高校陸上競技部顧問の長澤 彰先生が退任するにあたり、今はもう消滅してしまった相模原市南区のラポール千寿閣にて、私の所属する24期生の前後2期のOBOGが集まって謝恩会を開いた。会の最後は、参加者全員、輪になって手をつなぎ、校歌を斉唱。その瞬間、何かが舞い降りてきて、この伝統ある母校陸上競技部のOBOG会をやるのだと決心した。

当の長澤先生に、そのことを相談すると「お前のだいぶ先輩だが、自称OB会長と名乗っているのがいるから紹介するよ」と言って、電話番号を教えてくださった。
恐る恐るながらちょっとワクワクした想いで私より13期も上の自称OB会長に電話をかけ、主旨を伝え、海老名市の国分寺そばでそばがきを食べながらいづみ橋で乾杯し、そこに10期上の会計担当を引き受けてくれる先輩も同席となり、3人の幹事によりOBOG会が発足した。

そして2011年11月に第一回東海大相模高校陸上競技部OBOG総会を、今は宴会営業を止めてしまった小田急ホテルセンチュリー相模大野で開催。長年長距離の顧問を務めていた佐々木茂先生、新米の短距離顧問で35期OBでもある小野大輔先生、そして長澤先生も参加され、盛大に行われた。

負担なく継続させるためには隔年開催が良かろうと幹事で話し合い、以降、2013年、2015年、2017年、2019年と開催してきた。2017年は開催直前に自身が急性扁桃炎で入院、扁桃腺除去手術を受けるなどの出来事もあった。

2021年はコロナ禍で開催を見送り、昨年、2023年に4年ぶりの開催の運びとあいなった次第である。

場所は、2013年、2015年の開催時に利用した大和市の北京飯店。昭和46年(1971年)創業というから、ほぼ同い年。どこか懐かしい居心地の良さのある空間である。

今や完全に引退となった70代の長澤先生、佐々木先生、現役顧問の小野先生、両角先生を招き、上は10期生(1974年度卒)から、下は50期生(2014年度卒)まで40年の世代に亘るOBOGが100名近く集った。

司会席から見渡す光景。同期、先輩、後輩と旧交を温める姿、懐かしい顧問と語らう姿、今や神奈川県陸上競技協会の強化部長やコーチも担っている現役の顧問たちも実に楽しそうに参加者と交流している。途中、24期と31期のOBがユニフォーム姿となって会場を回り寄付金を募る恒例行事も大いに盛り上がった。司会席から見渡す光景。

恩師のあいさつ、現役顧問のあいさつでは毎回、参加者は語らいを止め、熱心に傾聴し、拍手を送る。

最後はやっぱり輪になって肩を組んでの「校歌斉唱」。

絆という聖霊が舞い降りる。

2年後はまたみんなも年を取り、生活や仕事の環境も変わったりして、一から出直すことになるだろう。

それまでどうか元気で。

ファイト!東海相模陸上部。ファイト!東海相模陸上部OBOG。







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