見出し画像

小比類巻かほる(Kohhy)を語りたい その9

小比類巻かほる(Kohhy)好きな私が編集したSpotifyプレイリストに沿って、小比類巻かほるの楽曲へ想いを語る、第9回です。

18「MIND BELLS」(1989年)

当時大変話題を呼んだプリンス提供の楽曲。
。。と書いたものの、邦楽育ちの私にはプリンス様の有難みはまだよくわからなかったです(汗)。
いまになってみると、身体が自然とリズムを取ってしまう、不思議な魅力に溢れた歌だなと思うのですが。

当時のインタビュー記事が面白いです。プリンス以外の話も豊富ですが、プリンスの話は特に面白い。プリちゃんって。
いまになって知られる裏話もあるのですね。

19「On The Loose」(1998年)

8枚目のシングル、アルバム「Hearts On Parade」にも収録。
タイトルの意味は、deepLによると「逃亡中」、googleは「放浪中」。うーん難しい、この両者の中間な感じな気がしますが。

本作がシングルで出ていたのはちょっと意外でした。
あんまりシングル向きではないというか。曲調も゙マイナー調ですし、歌詞も社会風刺、批判的な内容なので。この曲をシングルで出すとは攻めてるなあと改めて思いました。
Kohhyらしくて好きな歌なんですが。
ブラックコンテンポラリー全開で。(当時のKohhyはブラックコンテンポラリーとよく言っていました。いまならR&Bのほうが馴染みのある表現ですかね)
ノリノリの歌ではなく、むしろ心の内側にグッと入ってくるような。それでいてサビの後半「一番最初に描いてた」の開放感がとても好きです。(ここは転調してるんですかね?詳しい人に教えてほしい)

近年はKohhyは日本の元祖R&B、みたいな評も見かけますが、アルバム「Hearts On Parade」、中でもこの歌はまさにそんな作品かなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?