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小比類巻かほる(Kohhy)を語る その2

小比類巻かほる(Kohhy)好きな私が編集したSpotifyプレイリストに沿って、小比類巻かほるの楽曲へ想いを語る、第2回です。
一回につき複数の楽曲を紹介するつもりでしたが、初回にジョニーへの想いを語りすぎました。。

2「Hold On Me」1987年

ベタ中のベタと言いますか、世間に知られるKohhyの代表曲でしょう。
私は中2の冬でした。前年のデビュー曲、NEVER SAY GOOD-BYE以来、校内で小比類巻かほるファンを公言していましたが、正直なところ、誰それ?というのが周囲の反応でした。
それがようやく、この曲のヒットにより認識されるようになったなという感慨がありました。

ヒットのきっかけが、ドラマ「結婚物語」の主題歌に採用されたことでした。
主演が沢口靖子さんだったのですが、私は中1のときにみた「澪つくし」以来の大ファンでして(これまた当時の中学生ではレアでしたが)、私が好きな方々が一つのドラマに集まるという、本当に夢のような出来事でした。

ただ、コアなKohhyファンからすると、あんまりKohhyぼくない歌だなという想いもあります。
歌詞が本人作詞でないこともあり、わかりやすい歌詞なんですよね。
代表曲がKohhyらしくない、というちょっとアンビバレンツな気持ちがあります。
とはいえ、やっぱり周りに知られるようになった、思い出深い名曲だなと。

3「COME ON」1987年

Kohhyらしさ全開のアルバム「Hearts On Parade」にも収録されたシングル。
「Hold On Me」「City Hunter〜愛よ消えないで〜」とヒットが続いた後の新作。
この2作は麻生圭子さんの作詞でしたが、COME ONは「作詞 小比類巻かほる」ということで、Kohhyらしさが溢れてる曲です。
Kohhyの歌詞の特徴として、難しい単語がサラリと出てくる、というのがあります。
この歌では「シンパシィ」ですかね。
中学生には難易度高かったなと。(大人の今もうまく説明はできないですが。)
で、単語の意味がわかっても、歌詞に置き換えるとやっぱり難しい。
『昨日のシンパシィ 待ちこがれていた 出会いを感じて』
『あの日のシンパシィ 残っていたなら 答えてほしい』
まあナゾです。ナゾなんですが、一方で感じるところもあり。考えるな、感じろ、と。

あと、歌詞の世界が無国籍(あるいはアメリカの街角)感があるのも特徴かなと。
Hold On Meは日本の街角ですが、COME ONはアメリカっぽい。地下鉄も登場しますが、アメリカのメトロっぽい。
特にHearts On Paradeはアメリカっぽさ、風景を感じさせる曲が多かったなと。


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