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阪急神戸線に乗って

今週末から稽古が再開される。
ここ2か月はオンラインでの練習だった。
本番まで残された稽古期間は3か月だ。
どうやら自分は台詞が数行のちょい役が当てられるような気配がしていて、ホッとしている。
この所の休日は、激しい品出しの繰り返しで身体の節々が痛くなり、何処にも出かけられずブッ倒れている。
台詞を覚える気力が全く無いのが現状だ。
それはそれでちょうどいい。

大半が演劇未経験者の座組で、チケット代が2000円の上演時間60分の芝居を作る。
週に1回2時間×5か月の期間で。
これが実際にはどうやって行われるのか知りたくて参加したのが動機だ。
今月の内容からが興味深い。
取材のような心持ちで居る。

こうした機会に参加してみると、舞台に立つチャンスがどれだけ貴重なのか、どれだけの人の支えによってそれは初めて成り立つものなのか思い知らされる。
おざなりにしていい舞台経験なんてひとつとして無い。それを学生時代の自分には言い聞かせてやりたい。

大学時代に嫌になるほど利用した阪急神戸線にまたしても乗って、三宮にある稽古場へ通う。

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