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90年代、ヴィジュアル系、名盤、ランキング、主観。


こんばんわ。

マシュマロにて、伊勢谷セレクトの90年代ヴィジュアル系名盤ランキングを希望されたので、知識不足な面も多々あると思いますが、作りました。
おそらく質問者様は90年代ヴィジュアル系はあまりご存知ではないようなので今回マニアックなバンドではなく、

●サブスクで聴ける
●聴きやすく大衆性がある
●メタル色は強くなく一般層がイメージする"ヴィジュアル系"のようなアルバム
●名盤として有名

上記のものを選んでいきたいと思います。
ですので、あえて王道なランキングを意識してますのでよろしくお願いします。
※あくまで主観です

1位 MOTHER/LUNA SEA

ヴィジュアル系の先駆者的存在であるLUNA SEA
同じく先駆者であるX JAPANのようなメタル色の強いサウンドとはまた違い、クラシカルで幻想的、一般的にイメージされる"ヴィジュアル系"サウンドの礎を作り上げたといっても過言ではありません。

こちらのMOTHERは1994年に発売されたメジャー3作目のアルバムとなります。

幻想的な世界観でもありながら、メジャーらしい大衆性もありとても聴きやすい一枚となっています。

代表曲であるROSIERは5分越えとは思えない疾走感がありかなりかっこいいので是非。


2位 DUNE/L'Arc〜en〜Ciel

ヴィジュアル系の先駆者的存在であるL'Arc〜en〜Ciel。(ラルクはV系じゃないとも言われていますが、後の世代に多大なる影響を残したのでヴィジュアル系として紹介します)
時代的にダークなバンドが多かった中、耽美的で儚く美しい世界観="白系"を生み出しました。

こちらのDUNEは1994年に発売されたインディーズ1作目のアルバムとなります。(サブスクにあるのは再発盤です)

まさに白系!のイメージで、浄化されるような美しい曲ばかりです。

代表曲であるDUNEは一番スピーディーでありながら胸を締め付けられるような切なさを感じます。

※ちなみにラルクのMVはサブスクで配信されていますので是非。

3位 殺シノ調ベ -This is NOT 
Greatest Hits-/BUCK-TICK

ヴィジュアル系の先駆者的存在であるBUCK-TICK
前記で挙げたバンドと比べるとダークで実験的な雰囲気となります。常に新しい音楽性を開拓し続ける故に、BUCK-TICKらしい音楽を形容するのは非常に難しいのですが、それらを付け焼き刃の美意識ではなく完全に己らの音楽として落とし込んでいるのには、新譜が出るたびに脱帽します。

こちらの殺シノ調ベ -This is NOT Greatest Hits-は1992年に発売されたセルフカバーアルバムとなります。

退廃的な楽曲やテクノポップに傾倒した楽曲など多様性にあふれ、BUCK-TICK入門に大変良い作品となっています。

代表曲であるスピードは今見ても色褪せない(色んな意味でも)攻めた楽曲となっています。


4位 BASILISK/D'ERLANGER

ヴィジュアル系の先駆者的存在であるD'ERLANGER
そのサウンドはへヴィメタルのような、グランジのようなとカテゴライズが難しいのですが、淫靡で退廃的な世界観、男が憧れる男のロックで後世のヴィジュアル系に多大な影響を与えました。絶対服従したくなる。

こちらのはBASILISKは1990年に発売されたメジャー1作目のアルバムとなります。

デカダンなビートに"カッコイイ"とはなんたるかがわかる教科書的名盤です。

代表曲であるBARA IRO NO JINSEI (LA VIE EN ROSE)は"黒い薔薇が降る夜は"など歌詞から伝わるデカダンな世界を疾走感あふれるビートで駆け抜けるので本当にカッコイイ・・・です。

ちなみにMVだとメンバー同士が濃厚なキスをしていました。その際のお互いのルージュが唇に混じり合う様がなんとも淫靡で。

5位 麝〜ジャコウ〜香/Laputa

名古屋の代表的バンドであり、ヴィジュアル系のジャンルである名古屋系の先駆者的存在であるLaputa
ダークさが特徴である名古屋系ですが、恐ろしいほどポップで美しいメロディにakiの一度聴いたら二度と忘れないボーカルはかなり魅力的です。

こちらのは麝〜ジャコウ〜香は1998年に発売されたメジャー3作目のアルバムとなります。

ポップで聴きやすいながらもかなり中毒性があるのでLaputa入門には大変良い作品になってます。私的には絵〜エマダラ〜斑を推したいのですが、ちょっと実験的なので・・・

代表曲である揺れながら・・・は妖しくも疾走感あふれるポップな楽曲で、イントロのワクワク感がたまりません。

だいぶ言葉を選びましたが、とても変態的な楽曲が多くバラエティに富んだバンドで正直かなりオススメです。


以上、伊勢谷が思う90年代ヴィジュアル系名盤ランキング前編でした。
最初にあげた定義ですとなかなか当てはまる名盤がないので、また定義を変えてやりたいと思います。これではヴィジュアル系シーンに多大なる影響を与えた黒夢が入らないので・・・。


だいぶ稚拙な文章でしたが、参考になったら幸いです。
ありがとうございました。

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