どのような人が微住に来たの? 台湾微住メンバーをご紹介!/河和田微住
文:蔡 奕屏(yiiping)
攝影:Jerry Wang
翻訳:伊藤ゆか
微住発起人の田中さんは、1月のはじめにFacebookで募集を出し、2月のはじめにはもう台湾微住メンバーたちが福井で顔を合わせることになった!
どうあれ、全員が微住に惹かれ「行くと言ったら行く」行動力の持ち主。ここで紹介する一緒に福井微住した6人は「古民家雙層公寓(古民家テラスハウス)」の台湾微住メンバーだ!
BuBu(魏 曉恩)
桃園出身。台湾農業推進少女で、目下のところ文学雑誌の編集をメインの仕事にしている。日本の《食べる通信》編集長の高橋博之さんの講演に感動し、勇気を出して高橋さんに手紙を送り、デザイナーの友人と一緒に台湾第一号の食べる通信を発行する。微住中の特技は「忘れんぼう」。初日に《青花魚》を飛行機の中に忘れてきたり、その後もキャリーケースやセーター等々が犠牲に……。
Sakana醬(余 欣盈) ※「醬」は日本語の「ちゃん」という愛称のこと。
宜蘭出身。業界では有名なデザイン会社の視覚デザイナー。台湾農業推進少女の招きで一緒に微住。農業少女との縁はこれだけでなく、農業少女に沼に引き摺り込まれて食べる通信のデザイナーになる。微住中の特技は、早朝の冷えひえの水で歯磨きすること。
Jerry Wang(???→本名は秘密)
台中出身で、台北で今まさに勢いにノっている「Co-Living」という会社の創業者。副業はinstagramの風景カメラマン。福井県産のハンドメイド眼鏡をかけていて、福井に興味と憧れを持っていた。微住中の特技は、台湾のおふくろの味「ルーローハン」を作ること、およびそれを焦げつかせた鍋を洗うこと。
太一(曾 祈惟)
高雄出身のフリーランス映像作家。日本の映画監督、岩井俊二の熱狂的なファン。台湾の有名な監督の助手をしていて、芸能人のゴシップをめちゃくちゃ知っている。現在はフリーで撮っているが、その守備範囲はとても広く、商業用の映像や、ショートムービー、人々に問いを投げかける映画もある。しかし、聞くところによると、案件はすごく選ぶらしい。微住中の特技は「日本語あんまり分かりません」と言いながら日本人と日本語でペラペラ喋ること。
Debbie(黃 鈺茹)
台南出身で、フリーランスのデザイナー。有名なデザイン会社や出版社など、デザインの領域が広く、台湾の多くの地方工芸に関係する出版クラウドファンディングプロジェクトを手がけ、それが河和田の工芸のバックグラウンドと図らずしも一致した。微住中の特技は毎晩300メートル離れた森氏の家まで洗濯に出かけ、思いがけず森氏の家に住む日本人と交流しては友達になること。
yiiping(蔡 奕屏)
台北出身。現在は千葉県に住んでいて、本業は関西の大学の大学院生。副業はネットと本で発信する、ニッチなメディアの作者。工芸とデザインを愛し、微住の前にも河和田に2度訪れていた。微住中の特技は、早く帰って、一緒だった唯一の相手Sakanaちゃんが洗濯に行ってしまった時、一人きりで漆黒の古民家将軍を守ること。
あとがき
台湾のメンバーたちが台湾に帰った後、すぐに「忘れ物交換大会」開催が約束された。(あれ? 忘れんぼうはBuBuだけだったはずなのに……)
もちろん、みんな忘れ物交換大会では、また一緒に河和田のテーマソング「山うにの歌(山うにヴギ)」を歌った! どうにも、皆んな台湾に帰った後、福井での微住の時間が恋しくなってしまっていたみたい!
「忘れ物交換大会」の主催者Debbieちゃんが言うのには、
「河和田では必ず歌うべきなのは〈山うにブギ〉、これは地元の食べ物と産業をつなぐ歌。知らなければ河和田に行ったとは見なされない。この歌に洗脳され、私たちは台湾に帰ってきても一緒に集まってワンフレーズを一生懸命練習している!」
↓ ↓ 補足:オリジナル「山うにヴギ」はこんなかんじ ↓ ↓
[注釈]山うにとは:福井県河和田地区の伝統的な薬味。赤なんば、ゆず、鷹の爪、塩を一緒にすりつぶして作られる。色が海で採れるウニのようなので、この名前がついた。
↓ ↓台湾微住メンバーの自己紹介ムービーを見たい方はこちらから↓ ↓
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