5000兆人救いたい話 ~オンラインカウンセリングと私の思い~
このnoteを書くきっかけ
遂先日、Nサロンのプレゼン部で「オンラインカウンセリング」の話をさせて頂くつもりでした。
元々初参加というのもあり、最初は結構真面目な話で行こうと思ってましたが・・・企画者様が
「好きなことを話していい」とのことなので
自分が本当に伝えたいことをスライドで作りました。今回はその話をした内容についてスライドを載せながら書こうと思います。
ぜひ見ていってください。
5000兆人救いたい
こんな思いから話が始まります。
こんなことを言い出すと、大抵の人たちは笑うか呆れます。
ですけど真面目なんです、本気で思っています。5000兆人は比喩です。
そして比喩というのは、それぐらい沢山という意味ではなく
5000兆人以上ということです。
成り立ち
まだ子どもの時、僕たちは自分のやりたいこと、したいことを仕事に当てはめて夢を語っていたと思います。人を助ける仕事や、楽しませる仕事。
それぞれ違う形があって、役割や大切な価値があります。だから皆、色々なお仕事を、何かをしたいという気持ちが私の周りで溢れていました。
「〇〇になって、沢山の人を助けたい」
「〇〇になって、沢山の人を楽しませたい」
そんな夢が溢れている中で一人、ずっとずっと考えている人がいました。
私の夢
・・・
救える人になるのなら、せっかく人を救うなら。
取り合えず困っている人悲しんでいる人全員救いたいと思っていました。
それが私の始まりでした。
なんで?と聞かれることが多いですが、凄く大層な過去を持ってたり、理由があるわけでもないんです。
ただ、助けられるなら、全員に越したことはないという、そんな感情です。
散々馬鹿とは言われ続けてきましたけど、それでもまだ言ってます。
沢山・全員って?
全員とは言いましたが、それは困ってる人だけ!というわけでありません。
生きていれば、必ず悩みが、壁があります。そんな時に支えてあげられる何かになりたいと、そう思っています。
だから、まずは世界人口からです。
現在77億人います。確かにこれ以上はありません。
しかし、私が中学生の頃、先生がテストを返却する際にこんなこといってました。
「100点を取ろうと思う奴は80点、80点を取ろうと思う奴は60点、赤点を取らないと思ってる奴は大体赤点を取る。全員100点を狙いなさい。」
確かにそんなことばかりだと思いました。思うようにいかない、思ったことの、少しグレードが下がることの方が多い。そんなことに気づき始めた大学生の時「じゃあ77億人救うなら77億人じゃダメじゃん!」と思いました。
そして自分が満足する数を見つけました。それはこれから生まれてくる人たちを含めるということです。77億人+α(これから生まれてくるであろう人たち)
つまる所、人が生き続ける限りの数です。
これなら理論上、5000兆人より多くなりますね。
具体的にどうやって
これから生まれてくる人たちを助けるためにはまず、人間じゃダメだと思いました。私たちはいずれ死んでしまいます。どんなに頑張っても、私たちが残した物しか残りません。つまり、自分が死んでも残り続け、人を助ける物を作ること。
これが私の夢の手段となります。
では、人が死んでも残ったものを、簡単に身近にあるもので見てみましょう。
無くならないもの
形あるものはいずれ朽ちますが、それでも残るものはなんでしょうか。私たちは当たり前のように誰かが作った、電子レンジ、クーラー、パソコンを使っています。
こういったものは朽ちて消えてしまいます。それでも残るもの、それは私は学問だと思っています。
私たちの暮らしを豊かにしたものには、必ず骨子となる学問が関わっています。私たちが普段、普通に暮らしていたら、決してこれらの産物に辿り着くこと難しいです。
電子レンジもクーラーもパソコンも、大勢の人間が技術と学問を紡いでできた産物です。
もし電子レンジより優れたものが出て、電子レンジがこの世から消えたとしても、根底となった学問が進んだ先にある進化と言えるでしょう。つまり学問は消えず発展し続けるものだと言えるのではないでしょうか。
また、オックスフォード大学の論文「未来の雇用」ではこんなランキングが出ていました。
赤い文字で書いてあるのが、心理系のお仕事です。
このランキングは、私のやりたい事が決まってから知った後付けのようなものではありますが、そのあと押しにもなったランキングです。
私は、これらの考えから、ある学問を発展させ、そして価値のあるものしようと思いました。
オンラインカウンセリングとの出会い
話はこの夢の考えが纏まる少し前に戻ります。
私は将来カウンセラーとしてのお仕事に就きたいと思っていました。元々経済系のお仕事に就きたいと考えていましたが、嫌われる勇気という本に出会い、心理学の勉強をし始めてから、次第にカウンセラーという仕事に惹かれていきました。
そして、大学生の時にオンラインカウンセリングという物に出会い、それについて学びたいと考えるようになりました。
そして学んでいくうちに、自分の持つ夢とそれを重ねるようになっていきました。
困っている人を援助するカウンセラーは、常に誰かの傍に居てあげられるわけではありません。
ですが常に、そして沢山の人の傍にあるものがあります。
現在既に日本では2008年にはインターネット利用率が90%以上と高い水準にあります。20代のスマートフォンの所持率は94.5%、このまま世代を跨いでも使われる情報媒体でしょう。(総務省「通信利用動向調査」より)
これを使って遠隔でカウンセリングを行うことができれば、大勢の人を、そして世代を跨いで人の支えになってくれると私は思いました。
これに出会った私は、このオンラインカウンセリングを研究しながら、働いていきたいと考えるようになりました。
オンラインカウンセリングのメリット
オンラインカウンセリングとは簡単にいうと、情報媒体(スマホ、パソコン)でチャットやビデオ通話、電話でカウンセリングを行うことです。
これには様々なメリットがあります。勿論デメリットも。
それについては、今後noteでまとめていきたいと思います。
※C・B・E・GはB to 〇に含むもの
オンラインカウンセリングが普及し、多くの人がそれを使用できれば、大きな価値と幸せを生むと私は信じています。
例えば私たちは毎月の健康診断でカウンセリングを受け、気持ちを整えたり感情を整えることもできます。
会社や従業員は、これを使って大勢のメンタルサポートや人事採用に使えるでしょう。
しかし、それがそう上手くいくのはまだまだ難しいと言えるでしょう。(勿論、既にやっている所は沢山あります)
理由として、やはり実際の対面カウンセリングとはまるで違うということです。
仮に技術が追いついたとしても、私たち人間がそれを受け入れるのに時間がかかるでしょう。
「実際に会っていない、知らない相手に悩みを打ち明けるのが怖い、不安」
そんな、多くの可能性をもつオンラインカウンセリングは、まだ下火と言えるのではないでしょうか。そしてこれは学問としてまだ発展してはいないのです。
近いものの研究は、現段階で研究してる大学や研究所はそこそこあります。(まだ論文として出ていないものです)
私はこれを何とかしたいと思うべく、研究を進めようと思いました。
実際の問題
簡単な所だと、やはり感情や悩みの意思疎通についてではないでしょうか。
文字やビデオ通話でも、完全に相手の意図が伝わるかどうかについて不安に思うことはあると思います。
ですが、伝わるかどうかの話は以下の意見書で研究されています。
「インターネット・コミュニケーションと対面コミュニケーションにおける. 情報の伝わり方の差異についての意見書.」(杉谷 陽子)
これは聞き手と話し手に分かれ、片方のチームは対面で、片方のチームはチャットと使って話をし、その伝達感と伝達度を測定する研究です。
伝達感は「実際に悩みを伝達できたかどうかという気持ち」
伝達度は「実際に伝達できた話の内容の整合性」
これを比較した所、なんと伝達感は勿論対面コミュニケーションの方がインターネット・コミュニケーションより高い数値を出しました。しかし実際の所伝達度はインターネット・コミュニケーションの方が高かったんです。
つまりインターネット・コミュニケーションの方が対面よりも、話の内容だけでは対面でやるよりも深くお互いに意思疎通ができていたということになります。
対面では、相手に相槌をしたりメモをしたり表情を読みとったり、沢山認知容量(キャパシティ)を使います。また限られた時間内で答えを返さなければなりません。
一方文字のみの場合、あとで読み返すことや考える時間を多くとることができます。
勿論、どっちが優れているとかではありませんし、状況によって使い分けができるのが一番いいやり方ではあります。ですがインターネットを使ったカウンセリングも、良いところは全然あるということです。
結論
このように、非常に多くの可能性を持つけれど、普及や認知されていないオンラインカウンセリング。その為に、学問として、オンラインカウンセリングを成立させて、多くの研究を残したい!というのが私の今の目標です。
学問として認められれば、それを学ぶ人が一人、また一人と増え、研究をし、発展していってくれると私は思っています。
今回この件について何か思うことや考えている人などいましたら、ぜひコメントをくださると嬉しいです!
またオンラインカウンセリングのみならず、5000兆人を私はこうやって救おうと思ってます!!と同じ5000兆を目標に掲げる人の意見もぜひお待ちしております!#5000兆人救いたい
見ていただき本当にありがとうございました!
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