10/9 プレミアリーグ 第8節 アーセナル vs マンチェスターC

お互いにベストとは言えないながらも、CLでは、しっかり勝ったシティとアウェーとはいえ負けてしまったアーセナルと対照的な結果に。

怪我人などそれぞれの事情から、両チームのアンカーは今季初の采配で気になった。
シティはベルナルド・シウバを起用。前からしてたのか?と思うくらい自然で、攻撃の起点として安定したプレーを見せていたが、前線にももう1人ベルナルド・シウバが欲しかった。
とはいえ、他の選手にアンカーをとなると、コヴァチッチは気の利き方とか精神的安心感とかで少し物足りない。昨シーズンもアンカーで出ていたストーンズもいない。そう考えてみると、ロドリの影響は大きい。(ロドリも気性は荒いけど)
一方アーセナルはジョルジーニョ。こちらは、本職でもあるし、自分の仕事をしてたと感じた。アンカーにしては動いてしまうライスよりはポジションの安定感はあったか。逆にライスが前へ1つ上がったことで自由になれるかと思いきや、降りてきてダブルボランチみたいな時もよく見られた。でもライスは、前にいる方が魅力的に感じたので、トーマスやジョルジーニョにアンカーに入るようになると良いなぁ。

とにかく、前半は互いに睨み合いの構図ではあったが、後半にマルティネッリを投入し、アーセナルのムードに。右足でクロスをええ所に入れたと思えば、左足で強烈なシュートを打つなど、シティも怖かったと思う。

実は、あまり見たことがないシティ。
まず、グヴァルディオルがやばいなと感じた。左から(SB?CB?シティのフォーメーションはもう分からん笑)普通にオーバーラップから高精度の左足クロスを上げていたし、守備は当然固く、ジェズス・ホワイトのラインをしっかりマークしていた。
それに加えて、エデルソンのクオリティーにも改めて驚いた。ハーフライン近くまで強いパスを送り込んでいたところや、1vs1の飛び出すタイミングが完璧だったところなど、アリソンと比べても更に1段上に感じた。

ハーランドは、当然脅威であり続けたが、昨シーズンの対戦時と比べ存在感を消されていたと思う。昨シーズンは不在だったサリバの存在も大きかったなぁと、ぶつかり合う両者を見ながら感じた。

アーセナルは、左SBジンチェンコもあちこちに顔を出してチャンスも見せていた。それでも後半途中、冨安と代わり、トーマス・ハヴァーツが出てきてからは、またリズムが良くなっていた。そして、冨安が起点となった得点シーンが生まれた。お見事!やはり、冨安のポジション取り、持ち上がるタイミングとか見てると、とても効率的で賢く感じた。冨安も、どこでも出来そう。短い時間でナイスプレーだった。

かなり久しぶりにアーセナルがシティに勝ったということで、今年のプレミア、より面白くなってきたと思う。

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