ショックドクトリン。

今日は、私の勤務先がある群馬県桐生市で、元農林水産大臣であり弁護士の 山田正彦 氏による「食の安全と、地域で私たちができること」を拝聴してきました。

グリホサート。
以下Wikipediaより抜粋。
ラウンドアップ とは、1970年にアメリカ企業のモンサントが開発した除草剤である。 有効成分名はグリホサートイソプロピルアミン塩。

今、世界ではラウンドアップの使用禁止や販売中止、輸入禁止等が主な流れになっているのに、日本では安全だと承認、ホームセンターなどでも当たり前に山積みに売られています。
世界中で規制が強化され、販売先を失ったラウンドアップが、今、日本市場になだれ込んでいるそうです。

なぜか？

ざっくり言うと「日本は国民はじめ、意識が低く無知だから。」 です。

改めて。ラウンドアップは、ベトナム戦争で使われた「枯葉剤」をつくったモンサントが１９７４年に発売した除草剤で、グリホサートを主成分としています。このグリホサートは発ガン性物質であり、どうやら発達障害の原因にもあるらしいです。
そして、グリホサートは日本の学校給食で出されているパン等から、普通に検出されているそうです。これまでも今も、ほとんど輸入小麦を使用しているから。

これは土壌細菌や腸内細菌も損ないます。腸内環境を破壊することでアレルギーなど自己免疫疾患などの原因になったり、神経毒として自閉症や認知症を誘発する可能性が指摘されているそうです。

私は、これまで何度とnoteに書いてきましたが、ここ数年で20kg近く体重が増加しました。パスタやうどん、ラーメン、パン…小麦を使用したものはたくさん食べました。そして、体にみられた変化が、変形性脊椎症の診断、じんましんでした。

グリホサート。

私は、皮肉にも自分の体を通して、何か一つの答えにたどり着いた気がしています。

先日、「世界中に広がるオーガニックの波　子どもたちの給食を有機食材にする全国集会～世田谷から考えよう学校給食～」にもZOOMで参加しました。「アメリカという国はもうない。あるのは、株式会社アメリカだ。」という、国際ジャーナリストの堤未果 氏の冒頭の言葉が、強く残っています。

ショック・ドクトリン。
以下、Wikipediaより抜粋。
カナダのジャーナリスト、ナオミ・クラインが2007年に著した書籍。ショックドクトリンとは、惨事便乗型資本主義。つまり災害や事件等につけこんで、人々がショック状態や茫然自失状態から自分を取り戻し社会・生活を復興させる前に、過激なまでの市場原理主義を導入し、経済改革や利益追求する、というもの。

世界は今、こんな状況の中にあるんだなと。
そして、今回は世界規模で起きているんだなと。

これまで私は「世界のことは関係ないしな～」って生きてきました。そりゃそうです。本当～に何でもない、群馬県のただの前橋市民です。
でも、小さな日常の選択が、１人ひとりの選択が、私自身の選択が、世界から「無知な国」と思われるようになってしまったんだなと。

テレビが報道する「日本人のマナーは素晴らしい」とかいった類いの…自分たちに都合のいい「イチブ」だけを切り取った部分だけを鵜呑みにして生きてきたんだなと。↑は韓国の「イチブ」ですが、ニュースで流れたことなどありません。まぁ、私自身、いつからか自宅でテレビを観ることはほとんどなくなって。日曜日9時～の番組を、甥っ子と話ができるように観るくらいです。

私に子供はいません。
でも、甥っ子と姪っ子はいます。かわいいです。ものすごく。

私はもう、骨が曲がっても、自己免疫疾患がひどくなっても構わないんです。私、自分史上最悪の体調なんです。でも、今、夢も見つかって、ジェンべもきて、笑。一つの原因にもたどり着いて。今日、幸せだから。私はいいんです、本当に。

ただ、これから生きる命はたくさんあって。
群馬にも、世田谷にも、沖縄、京都、シンガポールにもアフリカにも。

本当に大事な時を私たちは生きているんだなと。
託されているんだなと。
いや、責任とらなきゃいけない世代なんだなと。

企業や地域コミュニティ、学校、公民館、家庭…どこでだって、小さな取り組みはできる気がするんです。それが、未来を動かす可能性を生むんだと。

経済は大切です。私は働いています。そんなことはわかってる。
ただ、
命だって、大切。
命があって、働けるはずです。
恋もできて。
友達と遊んで。
笑って。
悔しいとか。
頑張ろうよとか。
そうゆうの。

命あってこそ。
全部、命あってこそ。

そんなことを考えさせられた、１日でした。

最後に。
経済とは、個人的に男性性の象徴な気がします。
命を生み育てるのは、女性性の象徴。

そこに、どちらが優れているとか、上も下もないはずです。

私は命を繋がない選択をしました。
私まで繋いでくれた先祖の命たちに、この年で泣けるほど感謝しています。
だからこそ、せっかく生まれた新しい命たち。
未来ある命は、みんなで大切にしたいです。

私にできることはしていきたいと思いました。