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箕面W-IPA

日本の地ビール時代からの古豪。
日本におけるアメリカンWIPAの道標銘柄

1990年代の地ビールブームの中で輝き続けたインペリアルIPA。IPAがどういうビールかよくわかってなかったビールファンや、IPAを飲んだことはあるけどWIPAではどうなるんだ?…とか、そんな疑問に答え続けてきた銘柄。

今でもその輝きは衰えていないのが嬉しい。

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ホップ、モルト、高いアルコール度数の3者がそれぞれに強力で拮抗するドッシリとした重厚さがある。ホップはアメリカンIPAらしく柑橘系が強く、そしてまた松脂のような風味もある。現在のクラフトビールブームの中で位置づけると、懐かしいタイプのアメリカンWIPA。今はもっとボディが軽めだったりトロピカル風味入れがちだし。

 そんな感じで、箕面のWIPAはホップの香りも苦みもバッチリ強い。オレンジ系柑橘の風味はアルコールと苦みと合わさりコアントローのようなビターオレンジ感になってる。
 少し青めのハーブや樹脂のような風味は適度な複雑さになってる。モルトはカラメルにローストされた麦芽の風味、密のような甘さもあるぞ。全体としては少しザラッとした複雑さがあるのでクリアな風味とは言えないが、腰が据わった骨太のビッグボディさである。
 それとアルコール度数。アルコールの風味が他の風味と上手く融合しているので、嫌なアルコール臭や辛さだとかトゲトゲしさは感じにくい。9度の割に飲みやすいというか、度数を感じにくい。

 というわけで、最新の流行なNEIPAもいいけど、時々飲みたくなるグレートな味なんだよね。時々と言わず、毎日でもいいぞ。

箕面W-IPA
都道府県:大阪市箕面市
醸造所:エイ.ジェイ.アイ.ビア株式会社
    箕面ブリュワリー
原料:麦芽、ホップ
アルコール度数:9%