ハービストン・ヘブンセント
ネズミのマークのハービストンから、バランスの良いセッションIPA。
9月ごろ、ちょっと仕事がらみで東京は町田に行って参りました。
しかし猛暑猛暑!残暑残暑。残暑は厳しいでザンショ。
そんな折、ちょうど立ち寄っていた成城石井で見つけたのがこのビール。
残暑が私をさいなむのなら、ビール飲むしかないじゃない!
棚に並んでいる数あるクラフトビールの中から購入の決め手になったのは、ハービストンブルワリーの信用と、セッションIPAのスタイル。
ハービストンブルワリーはオールドエンジンオイルやオーラドゥで有名だしジッサイ美味い。特に味が安定しているのが有難い。
暑いからさっぱりすっきりできるビール飲みたいし、といってラガーって気分でも無かった。それならセッションIPAは限りなく正解に近い。
そしてハービストンはスコットランドのメーカーだから、セッションIPAも少しモルティで俺の好みに近いだろう(という勝手な想像)
そして……この選択は……大正解でした!
やったぜ!
場所が場所なので缶からのダイレクトビールで失礼するぞ!
ホップの風味はレモンやライムを思わせる柑橘系で実にスッキリ。
レモンバームやミント的なハーブ系も少しあって、爽やかさを軽く補強してくれている。実に良い。ホットな体にしみしみしみしみ染みる。
ここでちょっとドバーッと汗が噴き出たのでベンチで小休止。
落ち着いてから2口目へ。
麦芽はビスケット風味で、弱いけれど存在感があるモルティさ。
モルティな中にある独特の爽やか感と酸味は小麦かな。
とにかく予想道理に、軽さと飲みごたえが両立されていて俺ちゃんにっこり。
ホップのフレーバーに広がりが出てきて、トロピカルと樹脂っぽさも感じられるようになってきた。フルーティーさだけでなく口の中でフレーバーが膨らむようになってきて、それがモルトのボディと合わさって、これまた中々な飲み応えになる二重構造。
いやー、美味いね!
ちょっと個性的なバランスだからセッションIPAとしては万人向け&万人受けってタイプではないと思うが、この暑さ、この俺の体調と気分にビシーッと染みる。
極上です。ごちそうさまでした。
それじゃスッキリしたところで、もう1仕事しますか!