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シュナイダー・アヴェンティヌス

小麦ビールに定評のあるシュナイダー醸造所のTAP6はヴァイツェンボック。
ややねっとりして重厚で美味い傑作品。

最近になって缶で販売になったというのがとてもありがたい。
缶の方が日光のダメージないよね、素晴らしいね。

小麦たっぷり使ってまっせ!と言わんばかりの、ねっとりして見えるアンバーカラーの液体。むしろルビー色

風味はダークで熟成されたフルーツ
ラムレーズンを練りこんだバナナブレッドを焼いて溶かして発酵させたような味わい。濃い!濃い!隠し味的な風味はリコリスとかローズマリーのような塩梅。なんとも複雑で分厚い。

しかしながら香りほどには甘さが強くないので、意外とさっぱりした部分もある……。アルコール感と重厚感があるものの、飲みにくいほどではないあたり良くできておりますわ。

ヴァイツェンボック(ダブルのヴァイツェンボック)として、世界の基準銘柄と言っていいんじゃなかろうか。いや、もう少し甘い方がそれっぽいか?

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ところで。日本でシュナイダー・アヴェンティヌスを紹介する際に「飲むメルセデス(ベンツ)とも呼ばれている」って…本当に言われてるのかね?
英語のサイトを調べてみたがそれっぽい言い回しは見当たらず。
もしかしたら日本限定売り文句な、よくあるパティーンかもしれない。
本当に言われてますよ、とご存じの方は教えて欲しい。


シュナイダー・アヴェンティヌス
スタイル:ヴァイツェンボック、(ヴァイツェンダブルボック?)
国:ドイツ
醸造所:シュナイダー醸造所
原材料名:麦芽、ホップ
原料:麦芽、ホップ
アルコール度数:8.2%