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いわて蔵ビール ピルスナー

このコロナ禍の中。いわて蔵ビールさんが様々な試みをされています。だぶついたビールを引き取って蒸留しアルコール消毒液として寄付するなどの活動は、新聞やニュースにも取り上げられました。
もちろん、クラフトビール関連の活動も活発で瓶詰マシンの無いブルワリーさんのビールの瓶詰を請け負ってセットで販売したり、オンラインビール会を主催したり。ほんと自分のとこも大変だろうに。

そんないわて蔵さん。自らもチャレンジ!とのことで。
これまでの地ビール事業25年で、初のピルスナー挑戦。
ピルスナーモルトとザーツホップのみでスタイルは基本に忠実にジャーマンピルスナーを作ったそうです。しかも醸造に当たっては、ドイツ醸造技術に定評のある東北の某醸造所の方に相談したそうで。
どこだろうな~?(すっとぼけ)

さらに。それを詰めている容器のスイングトップのグラウラー「蔵ウラー」がすごい。ガラス!ええやん!おしゃれやん!蔵の文字は使ってるとハゲてきそうだが、それもまたよし!

ということでお取り寄せ仕った。

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さてさて、香りは。ハーバルだけどそこまで強くない。
口当たりは思いのほか軽め。ホップのハーバルな香りとモルトの甘い味わいが中心。これは、ボヘミアンピルスナーっぽいぞ?

と思い2口3口と飲むと、グッとホップの香りが爆発し、さわやかで切れ味の鋭い苦みが際立ってくる。

おおこれはまさしくジャーマンピルスナー特有!
ザーツ系ノーブルホップのアロマ!!

美味い美味い。
最初に感じた少し軽めな印象は変わらず。

ホップの香りに抑えが効いていて、苦みもキツ過ぎずに爽快。
炭酸も気持ち弱めで喉越しはゴクゴクよりも、スルスルに寄っていて、良い酒は水に似るの如しな飲みやすさ。
アロマとフレーバーが楽しみやすくて美味しく飽きのこなさもあるので、1リットルは楽勝で飲めそう。

いわて蔵ビール・ピルスナー
スタイル:ジャーマンピルスナー
都道府県:岩手県一関市
醸造所:世嬉の一酒造株式会社
    いわて蔵ビール
原料:麦芽、ホップ
アルコール度数:5%

蔵ウラーは限定生産だったそうですが、ネットのオンラインショップを見ると、まだ若干残っている模様。まだ買えるぞ!(2020/10/03現在)