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キノコを生で食べてみた

キノコは生で食べれません。毒キノコがどうこうじゃなく、たいていのキノコは生で食べるとアレルギー反応おこしたり中毒になったりするのです。新鮮だからどうこうって話じゃないです。加熱すれば無毒化できるってだけです。

ただまぁ、生で食べることができるキノコもいくつか知られています。有名なところではマッシュルーム。薄切りにしてサラダとかにたまにはいってますね。

今回俺が食べるのはタマゴタケ。タマゴみたいな殻(被膜)から出てくるキノコ。これね、殻の中に入ってる状態だと生で食べても大丈夫らしいのです。

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いやぁ、あれです。実は人生、初キノコ狩りです。山菜はちょくちょく採ってましたが、キノコは見分けれる自信がないので、最初からすべてをあきらめてました……が。このタマゴタケだけは見間違えようがない。似た毒キノコも一応無い。ってことで2つ、3つゲット。

早速、生で食べてみたが……無味。ほぼ味がしない。
そういえばキノコの旨味って加熱とか干すとかで出てくるんだよなぁ。
ということで普通に炒め物にして食べるか……。

と、その前に。野生のキノコは傘の裏のヒダの部分に、虫がつくという。
塩水に漬けて虫を取りましょう。で、塩水に漬けていると……あ……なんかすっごい小さい羽虫みたいなのが、大量に。

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あー。何度か水を変えるが、虫はどんどん出てくる……コ、コワイ。
ある程度、水を変えて虫が出てこなくなったところで終了。
まぁ、ちょっとくらい虫を食べても死にはせんやろ。

なおタマゴタケは持って帰る途中に、いくつはボロボロに壊れてしまった。

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シンプルに炒めて食べると……う、美味い!
いやなんだろ、旨味が濃いな。癖は軽めで…うまみは濃い。風味は何にも似ていない。マツタケ、シイタケ、エリンギ、マイタケ、エノキ、ナメコ…何にも似てない。しいていうならマッシュルームだろうか。

とても美味しい味。これならキノコ鍋にしても良い出汁出そうだ。
生で食うのは単純にもったいない。