シエラネバダ・ヘイジーリトルシング
安定のシエラネバダによるヘイジーIPA。
アメリカ西海岸のシエラネバダ醸造所さんよりヘイジーIPA。
人気の醸造所であり、俺ちゃんもペールエールとか大好き。
だからこそ不安が募る。理由は……。
ニューイングランドIPAは、ホップの豊かなアロマとジューシーな味わいを楽しむタイプで、苦みは弱く、クリーミーでソフトな口当たり、かなりの濁り(ヘイジー)が特徴ですわな。なお濁りはなくてもいい。
そのNEIPAの中でも、苦みもある程度ある「ヘイジーIPA」と、苦みがなくジューシーさが強調された「ジューシーIPA」があるんだけど、これは前者。
あとは細かく感想。
香りのメインは樹脂とミカンかなぁ。トロピカルさと少しハーブ、ミントとかバジルのようなのもありつつ。ホップの苦みが強いので温くなってくると甘夏のようでもありつつ。
そして、濁りは…不透明ではあるけど。濁ってるとまでは言いにくい。
クリーミーさは軽めでわりとサラッとしてるので、ジューシーさも軽め。
そしてホップの苦みがしっかりとあってIPAらしさを主張と。
全体としては完成度が高くて美味しい。シエラネバダ醸造所のビールが好きで飲む人にも良い銘柄。
ただし、がっつりとジューシーで甘いNEIPAが欲しい人にはコレジャナイ感。そして俺は後者の方なんだスマナイ……。
あれなんだわ。
こういう西海岸に寄せたNEIPAは、そこそこに缶瓶で出てるんだわ。んで、前情報なしに店頭で「ヘイジーIPA」「NEIPA」の文字を見て買うとがっかりする…という罠。これは何とかして欲しい味ある。別のスタイル名つけてわかるようにして。