湘南ビール・シュバルツ
ホップの効きも素晴らしい、傑作シュバルツ
今回は私の大好きな醸造所の1つ湘南ビール。
醸造所の好きにも色々とあるけど、湘南ビールはキチッと安定したドイツ系で飽きの来ない味わいのレギュラービールと、滋味にあふれる限定銘柄の組み合わせが良い。双方が互いを引き立てるっちゅうかなんちゅうか、わかってもらえるやろか山岡はん。
今回はレギュラーのシュバルツ。ドイツ系の黒色ラガー。日本のシュバルツ銘柄の中でも3本に入る旨さだと個人的に思ってる。あと大仏ラベルがあって、鎌倉旅行した時にあちこちで売られてたのが印象的だった。
閑話休題。
色は漆黒。グラスから昇る香りは弱いが、それをグイッといくとローストした味わいが広がる。焦げくささはあまりなくてスムーズなコーヒーのようである。
ホップの苦みは弱いけど弱くなく、しっかり苦いけど苦くない(笑)
矛盾してる……いや、してないよ。喉ごしに苦みがキュッキュッっと効いて全体を締めてくれるんだが、苦みの波が高くなる前でスーッと引いていきず、ホップのハーバルな所とローストの香りがスーッと抜けていくような感覚。その苦みの作用で麦芽にも輪郭が感じられる……そんなテクニカルな美味さがある。
まぁようするに程良いロースト感と苦みが飲みやすく、飲み飽きないってことね。3リットル飲みたい。