結城麦酒・シトラスヴァイツェン
毎度、ビールのお時間です。今回は茨城県の結城麦酒。
ナマズだ……。めっちゃナマズ。これ、あれだ、結城さんか。
戦国時代クラスタにはお馴染みのギギ丸こと結城秀康さんに因んだのか。
さて本編。このシトラスヴァイツェンはシークワーサーを副原料に使った限定品シークワーサーは茨城県の八千代町産とのこと。茨城県でもシークワーサー取れるのがそもそも驚きだし……収量どれくらいだろうとか、収量は安定してるんだろうか……とか、ビールに関係ない所が気になりつついただく。
お味はシークワーサーが中央にドンッと来てる。
鮮やかで苦いシークワーサーの香りと味。爽やかで強い果汁系酸味!青々しく爽やかな芳香!それぞれが鮮烈に強い。
と言ってみたものの、この柑橘風味をシークワーサーと断定できるか私にはちょっと判断できんというか。ほらカボスとかスダチも風味としては似てるじゃん。「カボスが入ってるよ」と言われるとカボスと思っちゃうかもしれない。ライムや檸檬、ミカンとは明らかに違うんだけど。
一方、ヴァイツェン要素は完全に裏方。ベースがペールエールでもわからんかもしれない。酸味と爽やかさはヴァイツェンと自然に融合してるのでそう思ってるだけかもしれないが。
下手に全体のバランスとったビールではなく、シークワーサー飲め!と言わんばかりの強味で好印象。飲んでて楽しいし1本の満足度も高い。
風味のインパクトと余韻が強いから、次に飲むビールのスタイルにちょっと悩むんじゃうな。穏やかなヴァイツェンか、ヘレスあたりで落ち着きたい。
かなり気に入ったので、毎年の季節品として出して欲しい。
あと、シトラスヴァイツェンじゃなくてシークワーサーヴァイツェンとかの銘柄名にしていただけると分かりやすい、というか他の人に勧めやすいんだが。
■おまけ
くっそ適当に撮ってしまったブルワリーさんの外観写真の一部。